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SEとして働く管理人「まつ」がつぶやく個人運営サイトになります。 ITの難しい用語や、仕事で感じた事などを中心に"わかりやすさ"を意識して記事にしています。少しでも共感や参考にしていただける人がいたら嬉しいです。
ICMP(Internet Control Message Protocol) ICMP(Internet Control Message Protocol:インターネット制御通知プロトコル)とは、IP(Internet Protocol)を利用するTCP/IPのパケット転送において、発生した各種エラー情報を報告するために用いられるプロトコルです。 インターネット層で動作する「IP(Internet Protocol)」は、コネクションレス型(一方的に送る)のプロトコルです。そのためIPパケットの転送に失 ...
IPアドレスとMACアドレスの違い IPアドレスとは、インターネット上で通信するために必要なインターネット上の住所、そしてMACアドレスは、LANカードなどのネットワーク機器に割り当てられたコンピュータの識別番号です。 どちらもコンピュータ(ネットワーク機器)を識別するための情報です。では「MACアドレス」と「IPアドレス」の役割の違いは何なのでしょうか。 MACアドレスの役割:隣接するコンピュータ間の通信を可能にすること IPアドレスの役割:インターネット上にある目的地のコンピュータまでデータを届けるこ ...
サブネットマスク サブネットマスクとは、IPアドレスのうち「ネットワークアドレス」と「ホストアドレス」を識別するための数値です。(※IPv4の場合は32ビット、IPv6の場合は128ビットの数値) ネットワークアドレスとは、ネットワークに付与されているIPアドレス、そして ホストアドレスはネットワーク内のコンピュータ(ネットワーク機器)に付与されているIPアドレスです。 私たちの生活で例えると、ネットワークアドレスは地域(東京都××区、大阪府××市など)、ホストアドレスとは番地(×番地1-2、×番地1-3 ...
NAT(Network Address Translation) NAT(Network Address Translation:ネットワークアドレス変換)とは、IPアドレスを変換する技術です。具体的には「プライベートIPアドレス」を「グローバルIPアドレス」に変換します。 上記図は左側が「プライベートネットワーク」、右側が「インターネット」をあらわしています。「プライベートネットワーク」と「インターネット」の間にはブロードバンドルータがあり、インターネットサービスプロバイダ(ISP)を利用しているとよく ...
プライベートIPアドレス プライベートIPアドレスとは、家庭や会社などの組織内のネットワーク(プライベートネットワーク)で使用するIPアドレスです。組織内で重複しないようにアドレスが割り当てられます。 次の図は、プライベートIPアドレスのイメージ例です。 上記図では、左側が「プライベートネットワーク」、右側が「インターネット」、そして「プライベートネットワーク」と「インターネット」の間にはブロードバンドルータがあり、インターネットサービスプロバイダ(ISP)を利用しているとよくある一般的な形です。 プライ ...
グローバルIPアドレス グローバルIPアドレスとは、コンピュータや通信機器がインターネット上で通信するために必要なインターネット上の住所です。 IPアドレスには、「グローバルIPアドレス」と「プライベートIPアドレス」があります。 グローバルIPアドレスは、世界中でユニーク(重複してはいけない)なアドレスであり、インターネット上で通信を行うためには、グローバルIPアドレスが必要です。 プライベートIPアドレスは、組織内のネットワーク(プライベートネットワーク)でのみ使用されるアドレス(組織内 ...
RARPとは RARP(Reverse Address Resolution Protocol:逆アドレス解決プロトコル)とは、MACアドレスからIPアドレスを取得するための通信プロトコルです。IPアドレスからMACアドレスを取得するARPとは逆の動作をします。 RARPは、主にディスクレスパソコン(外部記憶装置を持たないデバイス)のようなIPアドレスを保存することができない端末が使用します。 ディスクレスパソコンは、IPアドレスを保存できるハードディスクがないので、ネットワークに参加する段 ...
ARPとは ARP(Address Resolution Protocol:アドレス解決プロトコル)とは、IPアドレス(IPv4)からOSI参照モデルのデータリンク層で使用するMACアドレスを取得するためのプロトコルです。 インターネット上で通信を行うためには、IPアドレスとMACアドレスが必要です。 上記のイメージ例の通り、IPアドレスは最終地点の宛先を指定していますが、MACアドレスは次の宛先を指定しています。 IPアドレスは、コンピュータの位置を特定するためのインターネット上の住所、それに対してMA ...
IP(Internet Protocol)とは IP(Internet Protocol)とは、OSI参照モデルのネットワーク層で動作するプロトコルであり、インターネットで通信するためには欠かせない通信プロトコルです。 具体的には、IPアドレスと呼ばれるインターネット上の住所を使いデータ(パケット)の送受信を可能としています。 同じセグメントに属するコンピュータ同士であれば「IP」がなくても「MACアドレス」を使用することで通信が可能です。しかし、他セグメントに属するコンピュータへ通信するためには「IP」 ...
PPPとは PPP(Point-to-Point Protocol)とは、電話回線などの通信回線を利用した通信プロトコル。1992年に最初の仕様が策定、その後1994年に「RFC 1661」として標準化された仕様が一般的に広く普及しています。 PPP通信は、LCP(Link Control Protocol)と NCP (Network Control Protocol)というプロトコルを使用しており、パスワードによるユーザー認証の機能があります。 ダイヤルアップPPP 電話回線で発呼や着信ができるように ...
無線LANとは 無線LANとは、無線通信を利用してコンピュータ同士でデータの送受信を行うLANシステムの規格であり、ワイヤレスLAN(Wireless LAN, WaveLAN)とも呼ばれています。 有名な無線LANの規格には「Wi-Fi(ワイファイ)」が存在します。 Wi-Fi(ワイファイ)は、Wi-Fi Alliance(ワイファイ アライアンス)というアメリカ合衆国に本拠を置く業界団体に認証された、無線LANの認定規格の一つです。 Wi-Fi(ワイファイ)の種類 Wi-Fi(ワイファイ)の規格である ...
データリンク層とは データリンク層とは、OSI参照モデルの第二層(レイヤ2)で定義されている層で、その役割は隣接する機器間の通信を可能にすることです。 データリンク層では、データを転送するための機能や手順を提供。そして、データ転送時に発生するエラーの検出方法や、その誤りを訂正する手法なども提供しています。 コンピュータをネットワークに接続する際に一般的に使用するイーサネットは、データリンク層で定義されているプロトコルです。イーサネットを使うことで、イーサネットで定義されているルールに従い通信を行います。 ...
ブリッジとリピータの違い リピータとは リピータ(repeater)とは、電気信号の中継器。 OSI参照モデルの物理層で動作するネットワーク機器です。 イーサーネットには信号が正常に伝送できる距離(最大長)が規定されており、その距離を過ぎると信号は弱まるため、正常に伝送できる距離には限界があります。 そこで利用するのがリピータです。リピータには弱まったりノイズが入った信号を、増幅や整形して元の形に戻す役割があるのです。 ブリッジとは ブリッジ(bridge)とは、セグメント間の中継器。 OSI参照モデルの ...
MACアドレスとは MACアドレスとは、ネットワーク上でコンピュータを識別するための識別番号です。 コンピュータ内部にある「ネットワークカード(NIC)」や「無線LANチップ」などのネットワーク接続装置に製造段階で割り当てられた、世界中でただ1つ固有の48ビットで構成された識別番号です。 別名「物理アドレス」や「ハードウェアアドレス」とも呼ばれ、OSI参照モデルでは「データリンク層」、TCP/IPの階層モデルでは「ネットワークインタフェース層」で各コンピュータを識別するために使用するアドレスです。 MAC ...
イーサネット(Ethernet)とは イーサネット(Ethernet)とは、コンピュータをネットワークに接続する時に使うネットワークケーブル(有線LAN)の規格で、世界中のオフィスや家庭で一般的に使用されています。 OSI参照モデルでは、信号形式を定めた「物理層」とデータ列を伝送するための「データリンク層」の仕様で構成されており、イーサネット規格は技術の進歩に合わせ、次々と新たな規格が登場しています。 イーサネットの主な規格は次の通り。※主な規格です、実際はもっと沢山あります。 イーサネットの規格通信速度 ...
CSMA/CDとは CSMA/CD(英:Carrier Sense Multiple Access/Collision Detection)は、直訳すると「衝突検出のある搬送波感知・多重アクセス方式」という意味で、イーサネット(Ethernet)で利用されている通信方式のひとつです。 「通信を監視し回線に空きがあれば通信を開始、仮に衝突が発生したら一定時間待機後に再送する」といった衝突を回避するための通信方式です。 スイッチの普及や「全二重通信」が広く採用されている現在のイーサネットLANでは、「送信」と ...
ブリッジとは ブリッジ(bridge)とは、セグメント間の中継器です。流れてきたパケットの「MACアドレス」を確認し、必要があれば他のセグメントへとパケットを流す役割を持ちます。 OSI参照モデルではデータリンク層(レイヤ2)、TCP/IPの階層モデルではネットワークインタフェース層で使用されるネットワーク機器です。 ブリッジには「MACアドレス」を学習する機能があり、流れてきたパケットを監視することで、ブリッジに接続されているコンピュータがどのセグメントに属しているか「MACアドレス」を記憶します。 ※ ...
リピータとは リピータ(repeater)とは、電気信号の中継器であり、電気信号を受信し弱まったりノイズが入った信号を、 増幅や整形して元の信号に戻す役割を持つネットワーク機器です。 リピータが扱う信号には、有線通信における電気信号、光信号や無線信号があります。 上記図のように、電気信号は弱まったりノイズが入ったりします。リピータを中継することで、弱まった電気信号を元の信号と同じ強さ、同じ形に戻すことができます。 リピータは「10BASE2」や「10BASE5」「10BASE-T」といったイーサネット(E ...
スイッチングハブとリピータハブの違い スイッチングハブ スイッチングハブの特徴は、宛先のコンピュータのみに電気信号を送る所です。スイッチングハブのポートに接続されている全てのコンピュータに送るのではなく、電気信号を必要なポートにしか流しません。 そのため「PC1」から「PC2」へデータを送ると同時に、「PC3」から「PC4」へデータを送るといった複数同時通信も可能です。 またOSI参照モデルでは、データリンク層(レイヤ2)のネットワークデバイスであり、MACアドレスを使用した宛先の識別を行い ...
物理層とは 物理層とはOSI参照モデルの第一層(レイヤ1)で、上位層から送られてきたデータのビット列を「電気信号」や「光信号」「無線」などに変換するための手段が定義されている層です。 上記図のようにLANケーブルで接続されたコンピュータ同士が通信するためには、「0」と「1」で表現されたビット単位のデータを電気信号に変換する必要があります。また、光通信であれば「光信号」に変換、無線通信であれば「無線(電波)」に変換します。 このようにコンピュータ間でデータの送受信を可能とするために、ビット単位のデータを各信 ...