管理人

SEとして働く「分かる君」がつ運営するサイトです。 ITの難しい用語や、仕事で感じた事などを中心に"わかりやすさ"を意識して記事にしています。少しでも共感や参考にしていただける人がいたら嬉しいです。

2023/3/31

ステーキング(暗号資産)とは

暗号資産(仮想通貨)のステーキング ステーキングとは ステーキングとは、特定の暗号資産(仮想通貨)を保有するだけで利益を得ることができる仕組みのことです。 暗号資産(仮想通貨)を保有することで、ブロックチェーンの維持や承認に貢献できる仕組みになっており、その貢献度の応じた報酬を受け取ることができます。 ステーキングのやり方には「国内取引所」や「海外取引所」を利用する方法と、ブロックチェーンのネットワークに直接参加する方法があります。 ブロックチェーンのネットワークに直接参加してステーキングを行うのは難易度 ...

2023/3/29

PoC(プルーフ・オブ・コンセンサス)とは

PoC(Proof of Consensus) PoCとは PoC(英:Proof of Consensus、読み:プルーフ・オブ・コンセンサス)とは、リップル(XRP)が採用しているコンセンサスアルゴリズムです。 Proof of Consensusは直訳すると「合意の証明」という意味で、リップル社が管理・認定するバリデータと呼ばれる承認者による多数決によって合意する仕組みです。 コンセンサスアルゴリズムとは 暗号資産(仮想通貨)の基盤技術であるブロックチェーンは、次の図のように「P2P(ピアツーピア) ...

2024/6/10

スケーラビリティ問題とは

スケーラビリティ問題 スケーラビリティ問題とは スケーラビリティ問題とは、暗号資産(仮想通貨)の利用者が増加することで、データ処理が追いつかなくなってしまう問題のことです。 スケーラビリティ問題で懸念される具体的なリスクとして、処理速度の低下と手数料の増加が挙げられます。 なぜ処理速度が低下するの? 暗号資産(仮想通貨)で有名なビットコインは10分ほどで時間を区切り、その単位でトランザクションをひとまとめにします。このまとめる単位のことを「ブロック」と呼び、取引データをブロックにまとめブロックチェーン上に ...

2023/3/25

DPoS(デリゲート・プルーフ・オブ・ステーク)とは

DPoS(Delegated Proof of Stake) DPoSとは DPoS(英:Delegated Proof of Stake、読み:デリゲート・プルーフ・オブ・ステーク)とは、BitSharesやLiskなどが採用しているコンセンサスアルゴリズムです。 DPoSは保有量に応じて承認者(ブロックの生成権)を選出する PoS(Proof of stake)の発展形として誕生したもので、暗号資産(仮想通貨)の保有者に対して保有量に応じた投票権を割り当て、投票によって承認者を選出する仕組みです。 コ ...

2023/4/16

PoI(プルーフ・オブ・インポータンス)とは

PoI(Proof of Importance) Polとは Pol(英:Proof of Importance、読み:プルーフ・オブ・インポータンス)とは、ネム(NEM)が採用しているコンセンサスアルゴリズムです。 ネム(NEM)は、New Economy Movement(新しい経済運動)の略称で、国や政府が管理する既存の枠組みではなく、分散化・経済的な自由・平等といった原則に基づいた新しい経済の枠組みを確立することを目標に作られてものです。暗号資産(仮想通貨)のXEMを提供し「ネム(XEM)」や「ネ ...

2023/3/23

暗号資産(仮想通貨)のバリデータ

暗号資産(仮想通貨)のバリデータ バリデータとは バリデータ(バリデーター)とは、イーサリアム2.0などの暗号資産(仮想通貨)で取引データが正しいかどうか検証するノードのことです。 主にPoS(プルーフ・オブ・ステーク)を採用しているブロックチェーンで使用される用語であり、PoW(プルーフ・オブ・ワーク)におけるマイナーと同じ役割を持ちます。 なぜバリデータが必要なのか? 暗号資産(仮想通貨)の基盤技術となるブロックチェーンは、取引データを承認する管理者が不在です。 ブロックチェーンでは「P2P(ピアツー ...

2023/3/28

PoWとPoSの違い

コンセンサスアルゴリズム PoW(プルーフ・オブ・ワーク)とPoS(プルーフ・オブ・ステーク)はどちらもコンセンサスアルゴリズムの一種です。暗号資産で有名なビットコインはPoW、イーサリアム2.0はPoSのコンセンサスアルゴリズムを採用しています。 コンセンサスアルゴリズムとは 暗号資産(仮想通貨)の基盤技術であるブロックチェーンは、取引を管理・承認する管理者が不在です。 次の図はブロックチェーンのネットワークイメージ例です。 ブロックチェーンでは、P2P(ピアツーピア)という接続・通信方式を採用しており ...

2024/12/10

PoS(プルーフ・オブ・ステーク)とは | 分かりやすく図解で解説

PoS(Proof of stake) PoSとは PoS(英:Proof of stake、読み:プルーフ・オブ・ステーク)とは、暗号資産(仮想通貨)で有名な「イーサリアム2.0」などが採用しているコンセンサスアルゴリズムです。 暗号資産(仮想通貨)の基盤技術となるブロックチェーンは、取引データを承認する管理者が不在です。 ブロックチェーンは上記図のように「P2P(ピアツーピア)」と呼ばれる接続・通信方式を採用しており、P2Pネットワークでは、接続されたコンピュータ同士が対等の立場でデータの送受信をおこ ...

2024/6/12

51%攻撃とは

51%攻撃 51%攻撃とは 51%攻撃とは、悪意ある集団や個人がブロックチェーン上での取引承認権を独占(過半数を支配)して、不正な取引の承認などを行う行為のことです。 ビットコインの基盤技術となるブロックチェーンは、取引データを承認する管理者が不在です。 上記図は、接続されたコンピュータ同士が対等の立場でデータのやり取りをする接続・通信方式である「P2P(ピアツーピア)」のイメージ例であり、ブロックチェーンはこの接続方式を採用しています。 P2Pネットワークでは、接続されたコンピュータ同士が対等の立場であ ...

2024/6/12

マイニング(暗号資産)とは

マイニング マイニングとは マイニング(採掘)とは、暗号資産(仮想通貨)の"取引の承認"および"確認作業"をおこない、その報酬として暗号資産(仮想通貨)を手に入れる行為のことです。 マイニングを行う人(ノード)をマイナーと呼び、世界中のマイナーたちが、成功報酬(新たに発行された暗号資産)を得るために競争します。 暗号資産(仮想通貨)が世に出回った初期は、個人でもマイニングで報酬を得ることが可能でしたが、マイニング専用の組織が次々と作られ、組織でないとマイニングで報酬を得ることは難しい状況になっています。 ...

2023/3/29

コンセンサスアルゴリズムとは

コンセンサスアルゴリズム コンセンサスアルゴリズムとは コンセンサスアルゴリズムとは、暗号資産(仮想通貨)の基盤技術となるブロックチェーンにブロックを追加する際の合意形成アルゴリズムのことです。 ブロックチェーンでは、取引データを「ブロック」という1単位で記録し、その「ブロック」を「チェーン」のようにつないで保管する技術です。 新しいブロックをブロックチェーンに接続する際、正しい取引データであるか決めるアルゴリズム(取引データの真正性を担保するルール)のことをコンセンサスアルゴリズムといいます。 取引デー ...

2023/3/8

暗号資産(仮想通貨)のマイナーとは

暗号資産(仮想通貨)のマイナー マイナーとは マイナーとは、ビットコインなどの暗号資産(仮想通貨)で取引が正常に行われたことを承認する作業を行う人たちのことです。 この作業のことをマイニングといい、マイナーは作業の成功報酬として新たに発行されたビットコインを受け取ることができます。 なぜマイナーの存在が必要なのか ビットコインの基盤技術となるブロックチェーンは、取引データを承認する管理者が不在です。 次の図はブロックチェーンのネットワークイメージ例です。 ビットコインの基盤技術となるブロックチェーンは接続 ...

2024/6/12

PoW(プルーフ・オブ・ワーク)とは

PoW(Proof of Work) PoWとは PoW(英:Proof of Work、読み:プルーフ・オブ・ワーク)とは、ビットコインなどの暗号資産(仮想通貨)の取引データを正しくブロックチェーンにつなぐための仕組みです。 ブロックチェーンは、取引データを「ブロック」という単位で管理します。 このブロックチェーンに取引データ(ブロック)を追加する際、取引データが正しいかどうかを決めるアルゴリズム(取引データの真正性を担保するルール)のことをコンセンサスアルゴリズムといいます。 コンセンサスアルゴリズム ...

チェーン

2024/12/8

ブロックチェーンの仕組みを図解で解説

ブロックチェーン ブロックチェーンとは ブロックチェーンとは、取引するデータを「ブロック」という1単位で記録し、その「ブロック」を「チェーン」のように繋いで保管する技術のことです。 データの破壊・改ざんが極めて困難なこと、障害によって停止する可能性が低いシステムが作れるなどの特徴を持つため大きな注目を集めています。 ブロックチェーンが登場したのは2008年、「サトシ・ナカモト」という名前を使った人物(またはグループ)が、暗号資産ビットコインの公開取引台帳としての役割を果たすために発明したのがブロックチェー ...

2023/2/24

CPMとは?vCPM、eCPMとの違い

CPM、vCPM、eCPMの違い CPMとは? CPM(英:Cost Per Mille)とは、広告表示(インプレッション)1,000回あたりの費用のことです。 Webページに広告が読み込まれた回数を「インプレッション」と呼ぶことから、CPMは「インプレッション単価」とも呼ばれています。 CPMは次の計算式で算出できます。 vCPMとは?CPMとの違い CPMはインプレッションを使用して計算します。 しかし、インプレッションはWebページ上に広告が読み込まれたタイミングでカウントするため、ユーザーの目に触 ...

2023/2/23

CPV(Cost Per View)とは

CPV(Cost Per View) CPVとは CPV(英:Cost Per View)とは、広告視聴1回あたりのコストのことで、動画広告の広告視聴単価で使用される指標です。 リスティング広告やディスプレイ広告では、クリック数に応じて課金が発生する「CPC課金」やWeb広告の表示回数(インプレッション)に応じて課金が発生する「CPM課金」が使用されていましたが、動画広告の場合は"視聴"させることが重要のため、CPVの課金形態が広く利用されています。 CPVの計算方法 CPVは次の式で計算できます。 例え ...

2023/2/23

eCPMとは

eCPM eCPMとは eCPMとは、effective Cost Per Mille(エフェクティブ・コスト・パー・ミル)の頭文字を取った略語で、広告を1,000回表示するのにかかる実際の費用のことです。 Web広告の代表的な課金形態には、次のような方式が存在します。 これらはすべて課金形態が異なるため、実際の効果を比較するのが困難です。この異なる課金形態を1,000回表示あたりの単価に換算して、比較できるようにしたのがeCPMです。 CPMとeCPMの違い CPM(英:Cost Per Mille)と ...

2023/2/14

PPC広告(クリック課金型広告)とは

PPC広告(クリック課金型広告) PPC広告とは PPC広告(クリック課金型広告)とは、ユーザーのクリック数により広告料金が変動する「クリック課金型」の広告のことです。 PPCはPay Per Clickの略で、日本語では「クリック1回ごとに支払う」という意味の言葉です。その言葉通りPPC広告は、ユーザーが広告をクリックしてはじめて費用が発生します。クリックされるまで費用がかからないことから「クリック保証型広告」とも呼ばれています。 またPPC広告を1回クリックした際に発生する費用のことを「CPC(クリッ ...

合意

2023/2/13

CPA(Cost Per Action)とは

CPA(Cost Per Action) CPAとは CPA(英:Cost Per Action)とは、日本語では「顧客獲得単価」と略され、1件あたりのコンバージョンにかかるコストのことです。 コンバージョンとは、Web上で獲得する「成果」のことで、広告での成果1件にどれだけ費用がかかるのかを示す指標が「CPA」です。 次の図はCPAのイメージ例です。 Webページを訪れた利用者がWebページに設置されている広告をクリックし、その広告の商品を購入したら成果(コンバージョン)が発生します。この成果1件あたり ...

2023/2/12

CPC(クリック単価)とは

CPC(クリック単価) CPC(クリック単価)とは CPC(英:Cost Per Click)とは、日本語ではクリック単価と訳され、広告を1回クリックした際に発生する費用のことです。 CPCが発生するのはクリック課金型と呼ばれる広告で、広告がクリックされた回数に応じて課金が発生します。 クリック課金型広告の最大のメリットは無駄な広告費が発生しないことです。ユーザーが「クリック」というアクションを起こしてはじめて費用が発生します。クリックされるまで費用がかからないことから「クリック保証型広告」とも呼ばれてい ...