Webマーケティング

vCPM(viewable Cost Per Mille)とは

2023年2月10日

vCPM(viewable Cost Per Mille)

vCPMとは

vCPMとはviewable Cost Per Milleの略称で、ビューアブルインプレッション1,000回あたりの広告コストのことです。

ビューアブルインプレッションとは、ユーザーの目に見える範囲に広告が表示された回数のことで、ユーザーの目に見える範囲に広告が1,000回表示されたときにかかるコストのことを「vCPM」といいます。

ビューアブルインプレッションとは

上記図のようにWebページに設置された「広告1」「広告2」「広告3」があるとします。

この広告の中でユーザーの見える範囲に表示されているのは「広告1」のみです。「広告2」と「広告3」を表示するにはスクロールが必要です。

このように、ユーザーの目に見える範囲に広告が表示されたタイミングでカウントされる回数のことをビューアブルインプレッションといい、このビューアブルインプレッションを使って「vCPM」を求めます。

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vCPMの計算方法

vCPMは次の式で算出できます。

vCPMの求め方

vCPM = 広告掲載費用 ÷ ビューアブルインプレッション × 1,000

例えば、10万円の広告費でビューアブルインプレッションが50万の場合、vCPMは200円です。

200(円) = 10万 ÷ 50万 × 1,000

vCPMが200円ということは、広告が1,000回ユーザーの目に見える範囲に表示されるごとに200円かかる計算です。

広告の表示数が少なければvCPMは上がり、多くなればvCPMは下がります。少ないコストでたくさん広告を表示するという意味では、vCPMの数値は低いのが理想です。

CPMとvCPMの違い

CPMとは、広告を1,000回表示させるのにかかる費用のことで、次の式で算出できます。

CPMの求め方

CPM = 広告掲載費用 ÷ インプレッション × 1,000

vCPMとの違いは、CPMはWebページ上に広告が読み込まれたタイミングでカウントするインプレッションを使用するところです。

次の図はビューアブルインプレッションとインプレッションのイメージ例です。

ビューアブルインプレッション

ユーザーの目に見える範囲に広告が表示されたタイミングでカウントされる「ビューアブルインプレッション」とは違い、「インプレッション」は、ユーザーの目に見える・見えないは関係なく、Webページに広告が読み込まれたタイミングでカウントします。

以前までは広告が1,000回表示されるたびに課金されるCPMが主流でしたが、広告がユーザーの目に届かなくてもコストが発生してしまいます。

広告主にとって、実際に目に触れていない広告の料金を支払うことはデメリットが多かったため、各広告媒体でvCPMが導入されています。

まとめ

  • CPM:インプレッション1,000回あたりの広告コスト
  • CPM:ビューアブルインプレッション1,000回あたりの広告コスト

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