不正のトライアングル 不正のトライアングルとは、米国の組織犯罪研究者である「ドナルド・R・クレッシー」により提唱されたもので、不正行為は「動機」「機会」「正当化」の3つがすべて揃った場合に発生するという理論のことです。 企業内での不正を防ぐには、「動機」「機会」「正当化」の3つの要素を揃わせないことが重要です。 動機 動機とは、人が行動を起こす理由・要因のことです。不正行為の背景には、「不正行為を行う動機」が存在します。 例えば、過剰なノルマ、金銭トラブル、怨恨(深い恨み)など、不正行為のきっかけとなるも ...