VBA(Visual Basic for Applications)
VBA(ブイビーエー)とはVisual Basic for Applicationsの略で、Microsoft Officeに搭載されているプログラミング言語のことです。
マイクロソフト社が1990年代に開発していたプログラミング言語である「Visual Basic」をMicrosoft Office(Excel、Access、Word、Outlook、PowerPointなど)に搭載したものがVBAです。
VBAの用途
VBAを利用することで、定型業務(定常的に発生していて、業務の流れや手順が決まっている業務)や特定の作業を自動化することができ、業務の効率化、そして人的ミスの削減が期待できます。
例えば、Excelを利用して毎回決まった内容を手作業で入力していた業務を、VBAで自動化することができます。
またVBAを使わなくても、Excelにはマクロという操作手順を記録して再生する機能があります。このマクロを利用することでプログラミング言語(VBA)の知識がなくても、定型業務の自動化がおこなえます。
マクロで操作を記録したり実行したりするとき「VBA」が使われています。そのため マクロは、VBAを簡単に使うための機能といえます。
VBAのバージョン
VBAには次のようなバージョンがあります。
名称 | 説明 |
VBA | 1993年にMS Excel 5.0に搭載された最初のバージョン。 |
VBA 4.0 | 1996年に発売。 |
VBA 5.0 | 1997年にMS Office 97に搭載。 |
VBA 6.0(VBA 6.1) | 1999年に発売。 |
VBA 6.2 | Office 2000 SR-1に搭載。 |
VBA 6.3 | VBA 6.3はOffice XPに搭載。 |
VBA 6.4 | Office 2003に搭載。 |
VBA 6.5 | Office 2007に搭載。 |
VBA 7.0 | Office 2010に搭載。 |
VBA 7.1 | Office 2013、Office 2016、および Office 2019に搭載。 |
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