目次
ビッグキーワード
ビッグキーワードとは
ビッグキーワードとは、検索エンジンの月間平均検索ボリュームが10,000以上になる、主に1語で構成されるキーワードのことです。
例えば「東京」「ラーメン」「美容」などのキーワードは人気のキーワードであり、検索ボリュームが多いキーワードです。そして、検索ボリュームの大きさに比例して競合性は高くなり、競合するサイトが多い分、サイトクオリティも高くなるのが特徴です。
ビッグキーワードで上位表示されれば、Webサイトへの集客がたくさん見込めますが、クオリティの高い競合サイトが多いため対策の難易度は非常に高いです。
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ミドルキーワードとロングテールキーワード
SEO対策におけるキーワードには、ビッグキーワードの他に「ミドルキーワード」と「ロングテールキーワード(スモールキーワード)」があります。
ロングテールキーワードとは、検索ボリュームが少なく、複数語の組み合わせからなるキーワードのことです。「ニッチキーワード」や「スモールキーワード」とも呼ばれています。
そして、ビッグキーワードとロングテールキーワード(スモールキーワード)の中間にあたるキーワードのことをミドルキーワードといい、検索数や競合数なども中程度のボリュームなのが特徴です。
チェック
- ビッグキーワード:検索ボリュームは10,000以上、主に1語で構成されるキーワード
- ミドルキーワード:検索ボリュームは1,000~10,000、主に2語で構成されるキーワード
- ロングテールキーワード:検索ボリュームは1,000未満、3語以上で構成されるキーワード
ビッグキーワードの特徴
ビッグキーワードには主に次のような特徴があります。
- サイト訪問者の増加
- コンバージョン数の増加
- ブランディング
サイト訪問者の増加
ビッグキーワードは検索ボリュームの多い人気のキーワードです。そのため、ビッグキーワードで上位表示されれば、多くの人がWebサイトに訪問します。
ただビッグキーワードは競合性の高いキーワードのため、ミドルキーワードやロングテールキーワード(スモールキーワード)に比べ、上位表示は難易度が高いのが特徴です。
企業サイトや優秀な個人サイトがビッグキーワードで上位表示を狙っています。クオリティの高いライバルサイトに競り勝ち上位表示(特に1ページ目の上位)を掴めば、Webサイトの大幅なアクセスアップは間違いありません。
コンバージョン数の増加
コンバージョンとは、Webサイト上で獲得する「成果」のことです。
ビッグキーワードで上位表示されれば、Webサイトに訪問する人が大幅に増えます。その結果、自社の売上向上につながります。
ただ、ビッグキーワードはサイト流入した利用者全員がコンバージョンに至るわけはありません。ビッグキーワードは検索意図があいまいで幅広い性質があります。
例えば「妊娠」というビッグキーワードでWebサイトに訪れた人より、「妊娠 つわり 対策」というロングテールキーワードで訪れた人の方が、商品を購入してくれる確率が上がります。
なぜなら「妊娠 つわり 対策」というキーワードでWebサイトに訪問した人は、実際に妊娠してつわりに困っている人が多いからです。それに対し「妊娠」というキーワードでWebサイトに訪問した人は、つわりに困っているとは限りません。
このようにビッグキーワードは検索意図があいまいで幅広い性質があります。
ブランディング
ブランディングとは、ターゲットに対して企業の価値やイメージを高く認知してもらうために行う取り組みのことです。
ビッグキーワードで上位表示される回数が増えるほど、自社のサービス・商品・企業名などが利用者の目に触れるため、認知度アップにつながります。