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クライアントサーバシステムとは

クライアントサーバシステム

クライアントサーバシステム(Client Server System)とは、コンピュータの機能や情報を提供するサーバ(server)と、サーバを利用するクライアント(client)に分けて通信を行うコンピュータネットワークモデルのひとつです。

クライアントサーバシステム

サーバがシステムで利用するデータを管理し、クライアントに対して機能や情報を提供します。そして、サーバが提供している情報をクライアントが利用する形態です。

役割分担をするクライアントサーバシステムとは違い、対等な立場でコンピュータ同士がネットワークを通じで相互接続する形態を「ピアツーピア」(Peer to Peer system:略 P2P)といいます。

クライアントサーバシステムの具体例

クライアントサーバシステムは様々なシーンで活用されています。例えば、インターネット上でWebサイトを閲覧する場合は「Webサーバ」を利用、メールを送受信する時は「メールサーバ」、その他にも「アプリケーションサーバ」、「ファイルサーバ」などがあります。

インターネット上でWebサイトを閲覧する

インターネット上でWebサイトを閲覧する時は、Webサーバを利用します。

HTTPHTTPS)というプロトコルを使用して、Webサーバが管理しているWebサイトの情報をクライアント側に提供しています。

クライアント側はWebサーバから提供された情報を表示します。登録などの操作を行った場合は、クライアントからWebサーバに登録依頼(HTTPリクエスト)を出し、Webサーバで管理しているデータベースに登録されます。

HTTPイメージ図

メールの送受信を行う

メールの送信 もしくは 受信を行うには「メールサーバ」を利用します。メールを送信する時は SMTPSMTPS)、受信する時は POP3POP3S)もしくは IMAPIMAPS)というプロトコルを使用して、メールサーバがメール送受信の管理を行います。

メール送受信の流れ

上記はメール送受信の流れです。

送信者が送信したメールは、送信者のメールアドレスを管理している「メールサーバ」に送られます。そして、受信者のメールアドレスを管理している「メールサーバ」に転送。受信者は定期的に、受信者のメールアドレスを管理している「メールサーバ」に問い合わせを行い、メールを受信します。

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