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Excel(エクセル)の基本:セルを使って計算する

はじめに

Excel(エクセル)では、セル内に直接数値を入力するかわりに、セルの位置を参照して計算できます。

メモ

セル:Excelのマス目のこと。セルをクリックすると、そのセルを操作できる。

本記事では、「C列の予定」と「D列の実績」のセルを参照して、「E列の差額」を求める方法を紹介します。

差額を求める

セルを使って計算する方法

手順1:計算結果を表示するセルに半角「=」を入力する

計算結果を表示するセルをクリックし、半角「=」を入力します。

ここがポイント

半角「=」を入力すると、数式として認識される。

半角「=」を入力

手順2:参照するセルを指定し、数式を作る

続いて「予定 - 実績」という数式を作ります。

(1) 参照するセルをクリックすると、クリックしたセルの位置が入力されるので、セル「C3」をクリックします。

参照するセルをクリック

このように数式にセルの位置を指定することを「セル参照」といいます。

 

(2)「-」(マイナス)を入力します。

マイナスを入力

今回の例では「-」(マイナス)を入力していますが、Excel(エクセル)で利用できる四則演算子は次のとおりです。

演算演算子Excelの演算子
加算++
減算--
乗算×*
除算÷/

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(3) 再び参照するセルをクリックします。

セル「D3」をクリックすると、セル「E3」に「=C3-D3」という数式が作られます。

「予定 - 実績」の数式を作りたかったので、これで完了です。

参照するセルをクリック

 

(4) Enterキーを押下すると、計算結果が表示されます。

計算結果が表示される

予定と実績のセルを参照して、差分を求めることができました。

手順3:オートフィルを使って数式をコピーする

手順1~手順2を繰り返して、セル「E4」~「E8」に数式を入れれば、表は完成しますが、Excel(エクセル)には「オートフィル」という便利機能があります。

オートフィル機能を使えば、簡単に数式をコピーできます。

メモ

オートフィル:同じデータや連続するデータをドラッグ操作で簡単に入力できる便利機能。

(1) まずはコピー元のセルをクリックします。

コピー元のセルをクリックする

 

(2) フィルハンドルにマウスポインターを合わせて、下方向にドラッグします。

メモ

フィルハンドル:セルの右下隅にある緑の四角形のこと。フィルハンドルを下方向 あるいは 右方向にドラッグすると、データがコピーされる。

フィルハンドルにマウスを合わせる

メモ

ドラッグ:マウスのボタンを押した状態で移動を行うこと。(マウスの左クリックを押したままの状態で、マウスを移動する)

下方向にドラッグ

 

(3) マウスのボタンを離すと、数式がコピーされます。

数式がコピーされる

 

コピーされたセル(今回の例ではE4)をクリックすると、数式がどのようにコピーされたか確認できます。

数式がコピーされていることが分かる

コピー元のセル「E3」には「=C3-D3」という数式が入力されていましたが、オートフィルで数式をコピーした結果、セル「E4」には「=C4-D4」という数式が入力されています。

このようにオートフィルでは、コピー元のセルとコピー先のセルで相対的な位置関係が保たれるように、コピーしてくれます。(セル参照が自動的に変化する)

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