分かる君

「分かる君」が運営するサイトです。 ITの難しい用語や、仕事で感じた事などを中心に"わかりやすさ"を意識して記事にしています。少しでも共感や参考にしていただける人がいたら嬉しいです。

2022/12/25

PDCAサイクルとは

PDCAサイクル PDCAサイクルとは「Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)」を繰り返すことにより、継続的な業務の改善や効率化を図る手法のことです。 Plan、Do、Check、Actの頭文字を繋げてPDCA、そして4つのサイクルで構成されていることからPDCAサイクルと呼ばれています。 目標を設定し、その目標に対して行動(実行)、そして行動した結果を分析して評価、最後に課題や問題などを改善し、再び目標を設定、このような一連のプロセスを繰り返し実行していくことで、レベル ...

会議

2022/12/25

ブレインストーミングとは

ブレインストーミング(brainstorming) ブレインストーミング(英:brainstorming、略:ブレスト)とは、ある議題に対して検討または分析などをする際、複数人でアイデアを出し合うことでより良いアイデアを生み出すことを目的とした会議手法の一つです。 複数人で自由に意見を言い合うことで、幅広いアイデアが生まれ より創造的な発想を生み出すことが期待できる技法です。 新しい企画を生み出したい時や アイデア出しに行き詰まっている時などに、ブレインストーミングは有効的な手法です。様々な人の意見や発想 ...

見積り

2022/12/25

RFQ(見積依頼書)とは

RFQ(見積依頼書) RFQとはRequest For Quotationの略で、システムなどの調達先(発注先)に対して、価格や内容を示す見積りの作成を依頼すること、または依頼する際の文書のことです。 Request For Quotationは、日本訳で「見積依頼書」となり、「見積依頼書」や「見積要求書」とも呼ばれています。   例えば システム開発などでは、システム制作を依頼している発注元の企業が、RFQ(見積依頼書)を発行し、調達先(発注先)の企業に見積書の作成を依頼します。   ...

2022/12/25

RFP(提案依頼書)とは

RFP(提案依頼書) RFPとはRequest For Proposalの略で、企業・組織がシステムの導入や業務委託を行うにあたり、発注先候補の事業者に対して具体的な提案を依頼する文書のことです。 日本語訳すると「提案依頼書」という意味で、制作するシステムに必要な要件や実現したい業務などを示します。   RFP(提案依頼書)を利用した調達プロセスは次の通りです。 提案依頼書(RFP)の発行:企業・組織が発注先候補の事業者(調達先)に対してRFPを発行し、具体的なシステム提案をするように求める。 ...

2022/12/25

RFI(情報提供依頼書)とは

RFI(情報提供依頼書) RFIは業者から情報提供してもらうための文書 RFIとはRequest For Informationの略で、企業・組織が業務の発注や業務委託を計画する際、発注先候補の業者に対してシステム化の目的や業務内容などを示し情報の提供を依頼すること(もしくは依頼する際の文書)です。 発注元の企業は システム化の目的や業務内容などを示したRFI(情報提供依頼書)を発行し、発注先候補の業者に情報提供を依頼します。RFI(情報提供依頼書)の依頼を受けた業者は、会社情報、製品情報、実績などの情報 ...

合意

2024/12/8

SLA(Service Level Agreement)とは?

SLA(Service Level Agreement) SLA(サービスレベルアグリーメント)とは、サービスの提供者とその利用者との間で、どの程度の品質を保証するか事前に取り決めてはっきりと文章で提示したものです。 「サービス品質保証」や「サービスレベル合意書」とも呼ばれています。 SLAの内容は様々であり提供するシステムによって異なります。例えば混雑時の処理性能、システムの稼働率、障害発生時の復旧時間、サービス要求への応答時間、バックアップの保存期間、データリカバリの復旧時間などがサービス品質の保証項 ...

ブック

2022/12/25

PMBOKとは

PMBOK(Project Management Body of Knowledge) PMBOKとは、米国のプロジェクトマネジメント協会 (PMI)が発行している、プロジェクトマネジメントの知識を体系化したものです。 プロジェクトマネジメントに必要な知識を集めたPMBOKガイドは1996年に初版、2000年に第2版、2004年には大幅な変更を加えた第3版、2008年に第4版、2013年第5版、2017年に第6版が出版されており、だいたい4年に一回くらいのペースで改訂されています。   PMBO ...

2024/5/11

バックアップとは | 差分バックアップと増分バックアップの違い

バックアップ(backup) バックアップとは、万が一に備えてデータなどを複製(コピー)しておくことです。 機械的な故障や人為的な操作ミスにより、データが壊れてしまうことがあります。例えば、担当者が誤ってファイルを消してしまうなどの人為的ミスは、人が操作している限り発生する可能性はゼロではありません。 このような様々なトラブルからデータを守るには、バックアップを取っておくことが有効です。 バックアップを取っておけば、仮にデータが消えてしまった、壊れてしまったなどのトラブルが発生しても元の状態に戻せます。 ...

2025/3/5

TCO(Total Cost of Ownership)とは

TCO(Total Cost of Ownership) TCO(Total Cost of Ownership)とは、システム制作に必要となる総コスト(システム導入から運用及び維持・管理までを含めた費用の総額)のことです。 システムを制作する上で必要なコストには「初期コスト」と「運用コスト」などがあります。 初期コストとは、システム制作や導入時に必要なハードウェア(パソコンなど)やソフトウェアなど。運用コストとは、システム管理者の人件費やメンテンナンス費用、消耗品の交換非など、また電気代なども含みます。 ...

バスタブ

2022/12/25

バスタブ曲線とは

バスタブ曲線 バスタブ曲線(故障率曲線)とは、機械や装置の経過時間と故障率の変化をグラフで表現したものです。お風呂の浴槽(バスタブ)のような形になることからバスタブ曲線と呼ばれています。   上記のグラフはバスタブ曲線は例です。縦軸を故障率、横軸を経過時間とします。 バスタブのような形の曲線は、はじめは故障率が高く徐々に減る期間「初期故障期」、故障率が安定している期間「偶発故障期」、故障率が徐々に増えてくる期間「摩耗故障期」の3つの期間に分けられます。 初期故障期 製品の導入初期は、設計や製造上 ...

信頼

2022/12/25

RASISとは

RASIS(レイシス / ラシス) RASISとは、Reliability(信頼性)、Availability(可用性)、Serviceability(保守性)、Integrity(保全性)、Security(安全性)の代表的な5つの指標の頭文字を並べたものであり、システムの信頼性を評価する概念です。 Reliability(信頼性) Reliability(信頼性)とは、障害や不具合による故障が起きにくい安定したシステムであることを表します。 代表的な指標として、システムが安定稼働し続ける平均時間である ...

2022/12/25

フェイルオーバーとは

フェイルオーバー(failover) フェイルオーバー(フェールオーバー)とは、稼働中の主系システムに障害が発生した際に、自動的に待機系のシステムに切り替わる仕組みのことです。 システムを運用する際、1つのサーバなどで運用していると そのサーバに障害が発生した場合、システムが完全に停止してしまう危険性があります。そのため、予備のサーバを準備しておき、障害発生時に主系となるサーバが正常に稼働できない場合は、予備のサーバに切り替えることができます。 フェイルオーバーは、主系と待機系の2つのサーバを用意しておき ...

機械

2022/12/25

フォールトアボイダンスとは

フォールトアボイダンス(fault avoidance) フォールトアボイダンスとは、信頼性設計の一つでなるべく障害や故障を発生させないようにする考え方です。 信頼性設計には「壊れることを前提」としている設計が多く、故障しても機能を停止することなく動作させる「フォールトトレランス」、故障時は安全性を確保した状態で機能を停止させる「フェールセーフ」、故障時には被害を最小限に抑え縮退運転で動作させる「フェールソフト」などがあります。 フォールトアボイダンスは「壊れることを前提」としている上記のような設計・思想 ...

自動車

2022/12/25

フォールトトレランスとは

フォールトトレランス(fault tolerance) フォールトトレランスの設計・思想 フォールトトレランスとは、機械やシステムの一部に問題が発生しても安全な状態を維持して動作するように制御する設計手法です。 機械やシステムは故障しないのが理想的ですが、老朽化や事故などでいつかは故障する可能性があります。そこで「故障しても耐える」という考え方がフォールトトレランスです。 例えば、自動車のランフラットタイヤ。(ランフラットタイヤとはタイヤの空気圧がゼロになっても、一定距離を走行できる)これは パンクが発生 ...

2022/12/25

フールプルーフとは

フールプルーフ(foolproof) フールプルーフとは、信頼性設計の一つで利用者が操作や取り扱い方法を誤っても危険が生じないようにする設計・思想です。 電化製品のような機器には、通常取り扱い説明書が存在しています。取り扱い説明書通りに操作していれば、誤操作は基本的には発生しません。 しかし「人は間違えることがある」「不慣れな人が扱うことがある」「そもそも取り扱い説明書を読まない人も多い」など、フールプルーフ設計は、間違えた使い方をすることを前提とし、意図しない使い方をしても故障しない、危険が生じないよう ...

飛行機

2022/12/25

フェールソフトとは

フェールソフト(fail soft) フェールソフト(フェイルソフト)とは、信頼性設計の一つで機械やシステムが故障した時、システム全体を停止するのではなく、故障個所を切り離すなど被害を最小限に抑え、システムの継続を図る設計手法です。 機械やシステムは故障しないのが理想的ですが、老朽化や事故などでいつかは故障する可能性があります。そこで、機械やシステムはいつかは故障するということを前提とし、故障時は「被害を最小限に抑え縮退運転で動作させる」という設計がフェールソフトの考え方です。   これに対して ...

信号機

2022/12/25

フェールセーフとは

フェールセーフ(fail safe) フェールセーフ(フェイルセーフ、フェイルセイフ)とは、信頼性設計の一つで機械やシステムなどが故障した時、常に安全性を確保する方向で壊れるように制御する設計手法です。 機械やシステムは故障しないのが理想的ですが、老朽化や事故などでいつかは故障する可能性があります。そこで、機械やシステムはいつかは故障するということを前提とし、故障時は「安全性を最優先」とし被害を最小限に抑えるための設計がフェースセーフの考え方です。   これに対して、故障時は故障個所を切り離すな ...

2024/4/11

稼働率の計算方法を図解で分かりやすく説明

稼働率の求め方 稼働率とは 稼働率とは、システムが正常に稼働している時間の割合を示すものであり、稼働率が100%に近い程、正常稼働している時間は長く「品質が高いシステム」ということです。 稼働率は次の式で求めることができます。 それでは、次の図を例に稼働率を求めていきます。 「正常稼働100時間」 → 「故障し修理(4時間)」→ 「正常稼働60時間」 → 「故障し修理(2時間)」→ 「正常稼働80時間」 → 「故障し修理(6時間)」とシステムが稼働しているとします。 MTBF(平均故障間隔)の求め方 MT ...

2022/12/25

平均修理時間(MTTR)とは

MTTR(Mean Time To Recovery) 平均修理時間とは 平均修理時間(MTTR)とは、システムが故障してから完了するまでの時間(修理の平均時間)のことです。 つまり故障すると、平均修理時間くらいは修理にかかるので、その間はシステムが稼働できないことを示しています。 平均修理時間は、修理時間の合計と故障回数から求めることができ、平均修理時間が小さいほど可用性が高いシステムといえます。 平均修理時間は、英語の Mean Time To Recoveryから「MTTR」と略されて呼ばれています ...

2022/12/25

平均故障間隔(MTBF)とは

MTBF(Mean Time Between Failure) 平均故障間隔とは 平均故障間隔(MTBF)とは、機械や情報システムなどにおける信頼性を表す指数で、平均故障間隔という名前の通り稼働を開始してから次に故障するまでどのくらいの時間稼働できるかを表す数値です。 平均故障間隔は、連続稼働できる時間の平均値であり、平均故障間隔が大きいほど信頼性の高いシステムといえます。 平均故障間隔は、英語のMean Time Between Failureから「MTBF」と略されて呼ばれています。 平均故障間隔の計 ...