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SEとして働く「分かる君」がつ運営するサイトです。 ITの難しい用語や、仕事で感じた事などを中心に"わかりやすさ"を意識して記事にしています。少しでも共感や参考にしていただける人がいたら嬉しいです。
PaaS(Platform as a Service) PaaSとは PaaS(Platform as a Service)とは、ソフトウェアの実行環境をインターネットを通じて利用者に提供する形態のことです。 本来であれば、ソフトウェアを動作させるために必要なハードウェアやOS、ミドルウェア(データベースなどの構築)などの構築を行う必要があります。 しかし、クラウドの登場によりソフトウェアを構築および稼動させるための土台となるプラットフォームを、インターネット経由のサービスとして提供する形態が生まれていま ...
SaaS(Software as a Service) SaaSとは SaaS(Software as a Service)とは、ソフトウェアをインターネットを通じて利用者に提供する形態のことです。 従来のソフトウェア販売は、パッケージ製品として利用者にライセンスを販売する形態が一般的でした。そのため、利用者はパソコンにソフトウェアをインストールする必要がありました。 しかし、SaaSの登場により利用者はパソコンにソフトウェアをインストールする必要がなくなり、インターネット経由でソフトウェアを利用すること ...
マイグレーション(マイグレ) マイグレーションとは マイグレーション(migration)とは、移行、移動、移転などの意味を持つ英単語であり、ソフトウェアやシステム、データなどを別の環境に移転させることです。 例えば、開発言語をCOBOLからJavaへ移行したり、Visual Basic 6.0(VB6.0)からVB.NETへ移行したりと、古い開発言語やサポートが終了している開発言語を主流の開発言語にマイグレーションすることがあります。 また、オンプレミス環境(自社運用)で構築されたシステムをクラウド環境 ...
リプレース(リプレイス) リプレースとは リプレース(replace)とは、交換、置換などの意味を持つ英単語であり、古くなったシステムや破損したシステムを新しいものに置き換えることをいいます。 似たような言葉に「マイグレーション」があります。マイグレーションは移行、移動などの意味を持つ英単語であり、既存のシステムやソフトウェアなどを新しいプラットフォームやシステムに移行することです。 リプレースとマイグレーションの違いは、既存のシステムやソフトウェアを新しいプラットフォームやシステムに移行するマイグレーシ ...
ミドルウェア ミドルウェアとは ミドルウェアとは、アプリケーションとオペレーティングシステム(OS)の中間に入るソフトウェアのことで、オペレーティングシステム(OS)の機能拡張やアプリケーションの共通的な機能を集めたものです。 多くのアプリケーションで共通して利用される機能を、個別に開発するのは非効率です。そのため、共通的な機能をミドルウェアとして提供しています。 また、ミドルウェアの中には複数のオペレーティングシステム(OS)やハードウェアに対応していることも多く、様々なプラットフォームで動作するアプリ ...
カルノー図法 カルノー図とは、論理式を簡略化するための表のことです。そして、この表を用いて論理式の簡略化を行う手法のことをカルノー図法といいます。 カルノー図法を利用すると、論理式を簡略化することができます。 例えば次のような論理式「A・B + A・B + A・B」があるとします。 この論理式に対してカルノー図法を用いて簡略化すると「A・B」で済むことが分かります。 このようにカルノー図法を利用することで、論理式を簡略化することができます。 カルノー図の作り方 今回の例では、論理式「A・B ...
論理演算 論理演算とは、真の値(true:条件が成立)と偽の値(false:条件が成立しない)という2つの値を用いて行う演算のことです。 代表的な論理演算には、「論理積」(AND)、「論理和」(OR)、「否定」(NOT)、排他的論理和(XOR)などがあります。 論理積(AND) 論理積(AND)とは、2つある条件がともに「真」である場合のみ「真」を出力する演算です。 「AかつB」と表現し、論理演算記号では(A・B)または(A∧B)という記号であらわします。 ベン図は次の通り。 また、真理値表であらわすと次 ...
ベン図 ベン図とは、集合と集合の関係を視覚的に示す図のことです。ベン図は集合の関係性を表すもので、集合演算や論理演算を視覚的にわかりやすく表現する手法として用いられています。 集合演算には次のようなものがあります。 積集合(AかつB) 積集合とは、2つの集合に対して両方に入っているものを集めた集合のことです。 例えば、Aという集合と、Bという集合がある場合、AとB両方にあてはまるものを集めた集合のことで、ベン図で表すと次の通りです。赤くなっている部分が積集合。 もう少し具体的な例で例えると、野球チームに入 ...
固定小数点数 固定小数点数とは 固定小数点数とは、コンピュータ上で小数を表現する方法の一つで、小数点が特定の位置に固定されているものです。 例えば「10010001」のような8桁のビット列に対して、下から2桁分を小数点以下と決めれば「100100.01」、下から1桁分を小数点以下と決めれば「1001000.1」と表現します。 このように固定小数点数は、あらかじめ小数点が何桁目にくるかを決めておく方式です。 それに対して、表現される仮数部に対して小数点の位置が移動する方式を「浮動小数点数」といいます。 固定 ...
浮動小数点数 浮動小数点数とは、コンピュータにおける数値を表現する方法の一つで、主に小数点を含む数値を表現するときに利用されています。 浮動小数点数の形式 浮動小数点数は次のように「符号」「指数部」「仮数部」の形式で表現します。※32ビットの例 浮動小数点数の「仮数部」には小数点以下の値が入り、指数部には2nのnを2進数にした値が入ります。 正規化とは 浮動小数点数の仮数部には正規化した値(小数点以下の値)が入ります。正規化とは、小数点の位置を調整し最上位桁を0以外の値にする作業のことです。 次の図は正規 ...
コンピュータで発生する「誤差」とは コンピュータで小数を扱う方法の一つに「浮動小数点数」があります。 「浮動小数点数」は、符号、指数部、仮数部に分かれており、仮数部で表現できるビット数が決まっています。例えば、上記図のように32ビット形式の浮動小数点数では、仮数部は24ビットです。(IEEE754形式の場合は23ビット) このように浮動小数点数を使う場合、仮数部で「表現できる数の範囲」が決まっています。限られたビット数で数をあらわすため、仮数部で「表現できる数の範囲」を超えてしまうことがあります。表現でき ...
打切り誤差 誤差とは コンピュータは8ビットや32ビットなどのようにあらかじめ決められたビット数の範囲で数をあらわします。そうすると「表現できる数の範囲」が決まります。 例えば、32ビット形式の浮動小数点数は、全体は32ビットで構成されています。 このように限られたビット数で数をあらわすため、仮数部で表現できる数の範囲を超えてしまうことがあります。表現できる数の最小値を超えることを「アンダーフロー」、最大値を超えることを「オーバーフロー」といいます。 例えば、2÷3 = 0.6666666...のように割 ...
情報落ち 誤差とは コンピュータは8ビットや32ビットなどのようにあらかじめ決められたビット数の範囲で数をあらわします。そうすると「表現できる数の範囲」が決まります。 例えば32ビット形式の浮動小数点数は、全体は32ビットで構成されています。 このように限られたビット数で数をあらわすため、仮数部で表現できる数の範囲を超えてしまうことがあります。表現できる数の最小値を超えることを「アンダーフロー」、最大値の数を超えることを「オーバーフロー」といいます。 例えば、2÷3 = 0.6666666...のように割 ...
桁落ちを分かりやすく解説 桁落ちとは 桁落ちとは、値がほぼ等しく丸め誤差を持つ数値の差を求めた時に、有効数字(位取りを示すだけのゼロを除いた意味のある数字)が大きく減ることによって生じる誤差のことです。 桁落ちの計算例 例えば、値がほぼ等しい次の数値の差を求めてみます。※説明のため10進数を例にしています。 まず小数の計算をするため、浮動小数点数にします。 今回の例ではfloat型を使用します。float型の浮動小数点型変は、有効数字は7桁です。そのため7桁に収まらない数字は、最後の桁で「丸め誤差」が発生 ...
丸め誤差 コンピュータで発生する「誤差」とは? コンピュータは8ビットや32ビットなどのようにあらかじめ決められたビット数の範囲で数をあらわします。 そうすると「表現できる数の範囲」は決まります。表現できる数の最小値を超えることを「アンダーフロー」、最大値の数を超えることを「オーバーフロー」といいます。 例えば、2÷3 = 0.6666666...のように割り切れなくて無限に続く小数のことを「無限小数」といい、このような無限小数は2進数でも存在します。 10進数の0.1を2進数に変換すると 0.00011 ...
シフト演算とは シフト演算とは、2進数をあらわすビット列を左または右にずらす操作のことです。 例えば、10進数で考えると「770」という数字を10倍すると「7700」、1/10倍すると「77」となり、10倍は1桁増やす操作であり、1/10倍は1桁減らす操作です。 この操作は2進数でも同じであり、「100」(10進数:4)という2進数を2倍すると「1000」(10進数:8)になり、1/2倍すると「10」(10進数:2)です。 このように、ビット列を左にずらすと元の値の2倍、右にずらすと元の値の1/2倍という ...
補数とは 補数とは「補う数」という意味で、「基数の補数」と「減基数の補数」という2種類の補数が存在します。 基数の補数 基数の補数とは「足すと桁が1つ上がる数のうち最も小さい数」のことです。 例えば、10進数の「4」という数に「6」を足すと、桁が1つ上がり「10」となり、「6」は10進数における「4」に対する「10の補数」といいます。 2進数では「2の補数」といい、コンピュータでは負の数をあらわすために使われています。 基数の補数は次のように求めることができます。 減基数の補数 減基数の補数とは「足しても ...
2進数とは 2進数って何のためにあるの? コンピュータが扱う最小単位は「ビット」(bit)です。1ビットで表現できる数字は、「0」と「1」の2つだけであり、この「0」と「1」という2個の数字で数をあらわすのが2進数です。 コンピュータは、この「0」と「1」の集まりしか理解できません。そのためコンピュータでは、2進数の集まり(バイナリデータ)でデータを表現します。 私たち人がものを数える時には、「0」~「9」という10個の数字を使います。この10個の数字で数をあらわすことを10進数といいます。 2進数から1 ...
損益分岐点(そんえきぶんきてん) 損益分岐点とは、損失(赤字)と利益(黒字)の境目、利益が0円「売上高 - (変動費 + 固定費) = 0」になるポイントのことです。 固定費とは 固定費とは、売上の増減に関係なく発生する費用です。 たとえば、家賃や人件費、広告宣伝費などが固定費です。 上記は、縦軸「費用・売上高」、横軸「販売個数」のグラフです。 固定費は、売上高や販売数量の増減に左右されないで一定に発生する費用のため、上記グラフのように固定で一定の費用が発生します。 変動費とは 変動費とは、売上の増減に ...
アンインストール(uninstall) アンインストールとは アンインストール(uninstall)とは、インストールした内容を削除し導入前の状態に戻すことです。 コンピュータ上でソフトウェアを動作させるためには、必要なファイルを展開・設定しコンピュータでそれらを利用可能な状態にする必要があります。この作業を行うのがインストール、そしてインストールしたソフトウェアを削除するのがアンインストールです。 アンインストールは、インストールしたソフトウェアを構成するファイルやフォルダ、そしてインストール時に追加・ ...