コンピュータ

不揮発性メモリとは

2022年3月15日

不揮発性メモリ(ふきはつせいめもり)

不揮発性メモリ(英:non-volatile memory)とは、データの記憶に用いられる半導体メモリの分類の一つで、電源を供給しなくても記憶内容を維持できるメモリのことです。

メモリは揮発性メモリである「RAM」と不揮発性メモリである「ROM」に分類されています。

RAM(揮発性) DRAM 主記憶装置(メインメモリ)として使用されている
SRAM キャッシュメモリとして使用されている
ROM(不揮発性) マスクROM 読み出し専用のメモリ。ユーザーによる消去・書き込みは不可能
PROM 読み出し専用のメモリ。ユーザーによる消去・書き込みが可能

揮発性メモリは、電源を供給しないと記憶している情報を保持できません。(電源を切ると記憶内容が消えてしまう)それに対して、不揮発性メモリは、電源を供給しなくても記憶内容を維持することができます。(電源を切っても記憶内容が消えない)

不揮発性メモリには、読み出し専用でユーザーによる消去・書き込みができない「マスクROM」とユーザーにより消去・書き込みができる「PROM」があります。

PROMは書き込み可能なROMの総称であり、次のような種類があります。

PROM OTP ROM 一度だけ記録することができ、消去や上書きなどができない
EPROMEEPROMフラッシュメモリなど 繰り返し内容の消去と再書き込みができる
フラッシュメモリには「USBメモリ」やデジタルカメラなどで使用する「メモリカード(SDカード)」などがあります。

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