Bootstrap4

【入門】Bootstrapの使い方

2020年2月9日

Bootstrapとは

Bootstrapとは、Twitter社が開発したCSSの「フレームワーク」です。

このフレームワークには、様々なデザイン(CSS)が用意されており、用意されているデザインを使うだけで簡単にWebサイトのデザインを作ることができます。

Bootstrapを使う利点はもう一つあります。それは「レスポンシブWebデザイン」に対応しているところです。

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レスポンシブWebデザインとは、PC、タブレット、スマートフォンなど、複数の異なる端末に対し画面サイズをWebサイト表示の判断基準にし、ページのレイアウトやデザインを柔軟に調整してくれるものです。

通常は、PC向けのデザイン、スマートフォン向けのデザインと個別に対応が必要ですが「レスポンシブWebデザイン」の場合は、柔軟に調整してくれるので、基本的には個別の対応は必要ありません。

Bootstrapの使い方

Bootstrapの使い方は非常に簡単です。

  1. Bootstrapをダウンロードする
  2. ダウンロードしたファイルを解凍し、適切な場所に配置する
  3. HTMLのhead内にBootstrapのjsとcssファイルを指定する
  4. Bootstrapで用意されているスタイルをHTMLで指定する

手順1 公式サイトからBootstrapをダウンロードする

まずはBootstrapをダウンロードします。ダウンロードはBootstrapのTOPページからできます。

Bootstrapダウンロード

BootstrapのTOPページを開き「Download」ボタンを押下します。

Bootstrapをダウンロードする

ダウンロードページが表示されるので「Compiled CSS and JS」にある「Download」ボタンを押下すると圧縮ファイルがダウンロードされます。

手順2 Bootstrapの圧縮ファイルを解凍して配置

Bootstrapの圧縮ファイルを解凍すると「css」フォルダと「js」フォルダが入っています。

適切な場所に「css」フォルダと「js」フォルダを移動します。今回はhtmlを配置している配下に「css」と「js」フォルダを移動しました。

Bootstrapの内容を配置

手順3 Bootstrapの「css」と「js」ファイルをHTMLのhead内に追加する

HTMLのhead内に先ほどダウンロードしたBootstrapの「bootstrap.min.css」と「bootstrap.min.js」の読み込みを追加します。

またBootstrapを動作させるには「jquery」が必要なので、jqueryの読み込みも追加します。※今回はhttpsで直接指定していますが、jqueryもローカルにダウンロードして指定します。

<!-- Bootstrap CSS -->
<link rel="stylesheet" href="css/bootstrap.min.css">

<!-- Optional JavaScript -->
<script src="https://code.jquery.com/jquery-3.4.1.slim.min.js"></script>
<script src="js/bootstrap.min.js"></script>

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[HTML 例]

<!doctype html>
<html lang="ja">
  <head>
    <!-- Required meta tags -->
    <meta charset="utf-8">
    <meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1, shrink-to-fit=no">

    <!-- Bootstrap CSS -->
    <link rel="stylesheet" href="css/bootstrap.min.css">

    <!-- Optional JavaScript -->
    <script src="https://code.jquery.com/jquery-3.4.1.slim.min.js"></script>
    <script src="js/bootstrap.min.js"></script>

    <title>bootstrapサンプル</title>
  </head>
  <body>
    <div style="width:80%;">
        <table>
          <thead>
              <tr><th>#</th><th>名前</th><th>年齢</th></tr>
          </thead>
          <tbody>
              <tr><td>1</td><td>Yamada</td><td>16</td></tr>
              <tr><td>2</td><td>Suzuki</td><td>26</td></tr>
              <tr><td>3</td><td>Tanaka</td><td>36</td></tr>
          </tbody>
        </table>
    </div>
  </body>
</html>

手順4 Bootstrapのデザインを適用する

最後のBootstrapで用意されているCSS(スタイルシート)を適用していきます。

先ほどのHTMLは次の通りです。(tableタグは何もスタイルを指定してい状態)

Bootstrapのcss適用前

 

上記のHTMLのtableタグに、Bootstrapで用意されているtableのデザインを適用してみます。

  • table:tableの基本スタイル
  • table-striped:ストライプ(交互に色がつく)

<table class="table table-striped">

[HTML 例]

<!doctype html>
<html lang="ja">
  <head>
    <!-- Required meta tags -->
    <meta charset="utf-8">
    <meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1, shrink-to-fit=no">

    <!-- Bootstrap CSS -->
    <link rel="stylesheet" href="css/bootstrap.min.css">

    <!-- Optional JavaScript -->
    <script src="https://code.jquery.com/jquery-3.4.1.slim.min.js"></script>
    <script src="js/bootstrap.min.js"></script>

    <title>bootstrapサンプル</title>
  </head>
  <body>
    <div style="width:80%;">
        <table class="table table-striped">
          <thead>
              <tr><th>#</th><th>名前</th><th>年齢</th></tr>
          </thead>
          <tbody>
              <tr><td>1</td><td>Yamada</td><td>16</td></tr>
              <tr><td>2</td><td>Suzuki</td><td>26</td></tr>
              <tr><td>3</td><td>Tanaka</td><td>36</td></tr>
          </tbody>
        </table>
    </div>
  </body>
</html>

 

Bootstrapで用意されているCSSを指定しただけで、テーブルのデザインが簡単にできました。

Bootstrap-table

すごい便利ですね。
Bootstrapには様々なデザインが用意されているので、Bootstrapを使うことで開発の効率を上げることができます。

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