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SEとして働く「分かる君」がつ運営するサイトです。 ITの難しい用語や、仕事で感じた事などを中心に"わかりやすさ"を意識して記事にしています。少しでも共感や参考にしていただける人がいたら嬉しいです。
DAO(分散型自律組織) DAOとは DAOとは、ブロックチェーンを基盤にして、世界中の人々が協力しながら管理・運営をおこなう組織のことです。 DAOはDecentralized Autonomous Organizationの頭文字を取ったもので、日本語では「分散型自律組織」という言葉です。 次の図はDAOのイメージ例です。 株式会社をはじめとする従来組織の場合、企業の上層部が意思決定をくだし、それに基づいて下部組織が動く「トップダウン方式」が一般的です。 それに対しDAOは、メンバーの投票によって組織 ...
DeFi(分散型金融) DeFiとは DeFi(ディーファイ)とは、ブロックチェーンを基盤にした中央集権的な管理者を必要としない金融サービスのことです。Decentralized Financeの略で、日本語では「分散型金融」という意味の言葉です。 既存の金融サービスは、次の図のように銀行や企業などの第三者機関が取引履歴を管理する仕組みになっています。 このように取引データを管理する管理者が存在するシステムを「中央集権型」といいます。 それに対しDeFiの基盤技術であるブロックチェーンは、取引データを管理 ...
VRとARの違い ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの「VRアトラクション」やポケモンGOの「ARゲーム」など、VR(仮想現実)とAR(拡張現実)の技術は、さまざまな業界で活用されています。 VRはVirtual Reality(バーチャル・リアリティ)の略で日本語では「仮想現実」という意味、ARはAugmented Reality(アグメンティッド・リアリティ)の略で日本語では「拡張現実」という意味の言葉です。 どちらも似たような言葉であり、VRとARは何が違うのか?VRやARという言葉は聞いたことがある ...
AR(Augmented Reality) ARとは ARはAugmented Reality(アグメンティッド・リアリティー)の略で、日本語では「拡張現実」という意味の言葉です。 拡張現実とは、現実世界に仮想世界を重ね合わせて表示する技術のことです。 具体的にはスマートフォンなどのカメラで写している映像に、現実には存在しないデジタル情報(CGでつくられた3D映像やキャラクターなどのデジタルコンテンツやデータなど)を重ね合わせ、そのデジタル情報が実在しているように見せる技術です。 ARを使えば、現実世界に ...
VR(Virtual Reality) VRとは VRはVirtual Reality(バーチャル・リアリティ)の略で、日本語では「仮想現実」という意味の言葉です。 具体的には、VRゴーグルなどのVRデバイスを装着することで、360度広がるデジタル上の仮想空間に没入したような感覚を得られる技術です。 近年ではこれをさらに発展させて、映像の中を自由に移動したり、ものを動かしたりといった没入感の高い体験が可能になっています。 VRの歴史 1935年:短編小説で登場 アメリカのSF作家「スタンリイ・G・ワインボ ...
メタバース メタバースとは メタバースとは、インターネット上に構築された仮想空間のことです。 メタバース内のバーチャル世界では、自分自身を「アバター」と呼ばれるキャラクターに置き換えて操作することで、他社とコミュニケーションをとったり、イベントに参加したり、ビジネスを行ったりと、幅広い活動が可能です。 将来的には仕事や経済活動を含め、生活の一部をメタバース空間上で行うレベルまで普及するのではないかといわれています。 メタバースという言葉は「メタ( = meta/超越した)」と「ユニバース( = unive ...
非代替性トークン 非代替性トークン(読み:ひだいたいせいトークン)とは、代替不可能(替えが効かない、唯一無二の)のトークン(しるし・証拠)のことです。 非代替性トークンは英語でNon-Fungible Tokenといい、略して「NFT」と呼ばれています。 インターネット上に存在するデジタルアートなどのデジタルファイルは、簡単に複製できたため、オリジナルとコピーされた複製品の判別がつかず資産価値が生まれにくい状況でした。 しかし、NFT(非代替性トークン)の登場によってオリジナルとコピーされた複製品の判別が ...
NFT(非代替性トークン)とは NFTは「Non-Fungible Token」の頭文字を取ったもので、日本語で「非代替性トークン」という意味の言葉です。 非代替性トークンとは、代替不可能(替えが効かない、唯一無二の)のトークン(しるし・証拠)のことです。 これまでインターネット上に存在するデジタルアート等のデジタル資産は簡単に複製できたため、オリジナルとコピーされた複製品の判別がつかず資産価値が生まれにくい状況でした。 しかし、NFTの登場によって自分が保有するデジタル資産を唯一無二の存在として証明でき ...
Web3(ウェブスリー) Web3とは Web(ウェブ)とは、インターネットを通じて情報の公開および閲覧を可能にするシステムのことで、Web3とは、ブロックチェーン技術により実現された分散型ネットワークのことです。Web3.0とも呼ばれています。 Web3は、2014年にイギリスのコンピューター科学者ギャビン・ウッド氏によって作られ、2021年に暗号通貨愛好家や大手IT企業、およびベンチャーキャピタルなどから関心を集めたことで、大きな注目を集めています。 Web3とWeb3.0の違い Web3はWeb3. ...
Web2.0(ウェブ2.0) Web2.0とは Web(ウェブ)とは、インターネットを通じて情報の公開および閲覧を可能にするシステムのことで、Web2.0とは、インターネット市場の変化を急速化させた2000年代中頃以降のWebを指す言葉です。 インターネットが普及しだした1990年代は、情報の送り手と受け手が固定され、送り手から受け手への一方的な流れでした。このような状態のWebを「Web1.0」といいます。 2000年代中頃になると、送り手と受け手が流動化し、誰もが自由に情報を発信できるように変化しまし ...
Web1.0とは Web(ウェブ)とは、インターネットを通じて情報の公開および閲覧を可能にするシステムのことで、Web1.0とは、インターネットが普及しだした1990年代のWebを指す言葉です。 情報発信するのはごく一部の企業や個人に限られ、サービス運営者(情報発信者)が情報を提供し、利用者はその情報を閲覧するのがWeb1.0の世界です。 この頃に登場し始めたのが「Google」や「Yahoo!」などの企業です。いまでは当たり前のように使っている検索エンジンですが、この頃はまだ回線の速度も遅く、日常的にイ ...
マイニングとステーキングの違い 暗号資産(仮想通貨)の"取引の承認"および"確認作業"をおこない、その報酬としてあらたに発行された暗号資産(仮想通貨)を手に入れる行為のことを、PoWではマイニング、PoSではステーキングといいます。 マイニングとステーキングの違いは、マイニングは仕事量で承認者を選出するのに対し、ステーキングは暗号資産の保有量で承認者を選出します。 なぜマイニングやステーキングが必要なのか 従来の中央集権型は、次の図のように第三者機関が取引履歴を管理する仕組みになっています。管理する組織( ...
デジタル通貨とは デジタル通貨とは、デジタルデータに変換された通貨の通称のことです。 ただし、デジタル通過という言葉に明確な定義はありません。 一般的に「現金(紙幣・貨幣)ではなく、デジタルデータに変換された通貨として利用可能なもの」、あるいは「価値をデジタルデータで表現したもの」をデジタル通貨と呼びます。 代表的なデジタル通過には次のようなものがあります。 デジタル通過 説明 電子マネー 国が発行する法定通貨(日本なら円)をデータ化して利用可能にしたもの。(法定通貨の代替) 交通系のSuicaやPASM ...
暗号資産(仮想通貨) 暗号資産(仮想通貨)とは 暗号資産(仮想通貨)とは、インターネット上でやり取りできる「財産的価値」のことです。銀行などの第三者を介さずにインターネット上で取引できるため、高い注目を集めています。 代表的な暗号資産(仮想通貨)には、ビットコインやイーサリアムなどがあります。 暗号資産(仮想通貨)はインターネット上で管理されている「データ資産」のため、実体はありません。よくビットコインの「B」マークがついたコインの絵がありますが、あくまでもイメージであり、お金のように実体はありません。 ...
スマート・コントラクト ブロックチェーンのスマート・コントラクトとは スマート・コントラクトとは、契約行動をプログラム化し、自動的に実行する仕組みです。 スマート・コントラクトはブロックチェーン上で動くプログラムで、特定の条件を満たした場合に契約を行うなど、さまざまな業務処理を記述できます。 イーサリアムなど多くの暗号資産(仮想通貨)でスマート・コントラクトが実装されています。 スマート・コントラクトの仕組みを理解する上でよく例に挙がられるのが自動販売機です。 自動販売機は利用者が商品を選択し、事前に決め ...
はじめに ブロックチェーンは大きく分けて「パブリックチェーン(パブリック型)」と「プライベートチェーン(プライベート型)」に分類されます。 パブリックチェーンは、世界中の誰でもネットワークに参加できるオープンなブロックチェーンで、管理者は存在せず、自由に参加や脱退ができます。 それに対しプライベートチェーンは、参加者が限定されたブロックチェーンで、単体で管理組織が存在し、ネットワークに参加するには管理者の許可が必要です。(※複数の管理組織が存在する場合は、コンソーシアムチェーンといいます。) 本記事では、 ...
コンソーシアムチェーン(コンソーシアム型) コンソーシアムチェーン(コンソーシアム型)とは、複数の管理者が存在し、参加者が限定されたブロックチェーンのことです。 ブロックチェーンとは ブロックチェーンとは、取引データを「ブロック」という1単位にまとめて管理し、その「ブロック」を「チェーン」のように繋いで保管する技術のことです。 2008年に「サトシ・ナカモト」という名前を使った人物(またはグループ)が、暗号資産(仮想通貨)ビットコインの公開取引台帳としての役割を果たすために発明しました。 ブロックチェーン ...
プライベートチェーン(プライベート型) プライベートチェーン(プライベート型)とは、単体で管理者(管理する組織)が存在し、参加者が限定されたブロックチェーンのことです。 ブロックチェーンとは ブロックチェーンとは、取引するデータを「ブロック」という1単位にまとめて管理し、その「ブロック」を「チェーン」のように繋いで保管する技術のことです。 2008年に「サトシ・ナカモト」という名前を使った人物(またはグループ)が、暗号資産(仮想通貨)ビットコインの公開取引台帳としての役割を果たすために発明したのがブロック ...
パブリックチェーン(パブリック型) ブロックチェーンとは ブロックチェーンとは、取引するデータを「ブロック」という1単位にまとめて管理し、その「ブロック」を「チェーン」のように繋いで保管する技術のことです。 データの破壊・改ざんは極めて困難であり、障害によって停止する可能性が低いシステムが作れるため、大きな注目を集めています。 ブロックチェーンには大きく分けて「パブリックチェーン(パブリック型)」「プライベートチェーン(プライベート型)」「コンソーシアムチェーン(コンソーシアム型)」があります。 パブリッ ...
PoSとDPoSの違い PoS(Proof of stake)は暗号資産「イーサリアム2.0」などが採用しているコンセンサスアルゴリズム、DPoS(Delegated Proof of Stake)は暗号資産「BitShares」や「Lisk」などが採用しているコンセンサスアルゴリズムで、どちらもコンセンサスアルゴリズムの一種です。 PoSは暗号資産(仮想通貨)の保有量が多い参加者ほど、承認者に選出(ブロックの生成権)される確率が高くなる仕組みです。 DPoSは保有量に応じて承認者(ブロックの生成権)を選 ...