管理人

SEとして働く管理人「まつ」がつぶやく個人運営サイトになります。 ITの難しい用語や、仕事で感じた事などを中心に"わかりやすさ"を意識して記事にしています。少しでも共感や参考にしていただける人がいたら嬉しいです。

表図

2022/12/25

エクセルで簡単にパレート図を作成する方法

Excel(エクセル)を使ったパレート図の作り方 Microsoft Office Excel(エクセル)2019を使った、パレート図の作り方を紹介します。 パレート図についての説明は次の記事をご覧ください。 [手順1] 対象項目を件数の降順で並べる パレート図の対象となる項目を件数の降順で並べます。ここでは例としてクレーム項目A~Eを件数の降順で並べています。(ここでは例としてA~Eとしていますが、実際には項目の詳細が入ります) [手順2] 項目の総件数を求める SUM関数を利用して、項目の合計値を求め ...

図

2022/12/25

パレート図とは | パレート図の作り方を図解で説明

パレート図 パレート図は、主に数値データなどを統計してまとめ、これを分析して品質管理に役立てる手法である「QC七つ道具」の一つです。 パレート図では、項目を件数の多い順に棒グラフ、その累計値を折れ線グラフとして重ね合わせることで、重要な項目を把握することを目的としています。 次のグラフがパレート図の例です。 パレート図を用いることで製品の不良や欠点などを分解し、具体的な数値にすることで問題を把握することができます。 パレート図の作り方 [手順1] データの収集 まずは、パレート図を作成するためのデータを収 ...

2022/12/25

決定表(デシジョンテーブル)とは

決定表(デシジョンテーブル) 決定表(英:decision table)とは、複数の条件と、その条件から求められる期待値を整理するための表です。 次の図は決定表のイメージ例です。 決定表の見方は、例えば1列目であれば「〇〇」と「△△」の両方が当てはまるとき、結果は「C」となる。という感じです。 このように複数の条件とその期待結果を表にまとめたのが、決定表(デシジョンテーブル)です。   ソフトウェア開発などでは、作成したソフトが仕様通りに動作するのかを確認するためのテスト手法として用いられていま ...

文書

2022/12/25

KJ法とは

KJ法 KJ法とは、フィールドワークなどで収集したデータやブレーンストーミングなどで出し合ったアイデアをまとめるためのデータ整理技法です。 考案者である東京工業大学名誉教授である川喜田二郎のイニシャルからKJ法と名付けられています。 フィールドワークやブレーンストーミングなどで収集したデータやアイデアをカード化し、それらをグループ化することで、問題点を浮かび上がらせ 新たな発想を生み出すためにKJ法が利用されています。 KJ法の進め方 KJ法は「カード作成」「グループ構成」「図解化」「文書化」の4つのステ ...

会議

2022/12/25

バズセッションとは

バズセッション バズセッションとは、ある議題に対して検討または分析をする際に、全体を少人数のグループに分け、それぞれのグループごとに結論を出すようにする会議手法の一つです。 会議に参加する人数が多いと、ブレインストーミングのような手法では、結論に収拾がつかなくなってしまいます。例えば50人くらいの人数が参加する会議で各々が自由に発言していたら、その発言を把握するだけでも大変です。 そこで、全体を少人数(だいたい6人前後)のグループに分けて、各グループごとに結論を出す方式がバズセッションです。 その後、各グ ...

2022/12/25

PDCAサイクルとは

PDCAサイクル PDCAサイクルとは「Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)」を繰り返すことにより、継続的な業務の改善や効率化を図る手法のことです。 Plan、Do、Check、Actの頭文字を繋げてPDCA、そして4つのサイクルで構成されていることからPDCAサイクルと呼ばれています。 目標を設定し、その目標に対して行動(実行)、そして行動した結果を分析して評価、最後に課題や問題などを改善し、再び目標を設定、このような一連のプロセスを繰り返し実行していくことで、レベル ...

会議

2022/12/25

ブレインストーミングとは

ブレインストーミング(brainstorming) ブレインストーミング(英:brainstorming、略:ブレスト)とは、ある議題に対して検討または分析などをする際、複数人でアイデアを出し合うことでより良いアイデアを生み出すことを目的とした会議手法の一つです。 複数人で自由に意見を言い合うことで、幅広いアイデアが生まれ より創造的な発想を生み出すことが期待できる技法です。 新しい企画を生み出したい時や アイデア出しに行き詰まっている時などに、ブレインストーミングは有効的な手法です。様々な人の意見や発想 ...

見積り

2022/12/25

RFQ(見積依頼書)とは

RFQ(見積依頼書) RFQとはRequest For Quotationの略で、システムなどの調達先(発注先)に対して、価格や内容を示す見積りの作成を依頼すること、または依頼する際の文書のことです。 Request For Quotationは、日本訳で「見積依頼書」となり、「見積依頼書」や「見積要求書」とも呼ばれています。   例えば システム開発などでは、システム制作を依頼している発注元の企業が、RFQ(見積依頼書)を発行し、調達先(発注先)の企業に見積書の作成を依頼します。   ...

2022/12/25

RFP(提案依頼書)とは

RFP(提案依頼書) RFPとはRequest For Proposalの略で、企業・組織がシステムの導入や業務委託を行うにあたり、発注先候補の事業者に対して具体的な提案を依頼する文書のことです。 日本語訳すると「提案依頼書」という意味で、制作するシステムに必要な要件や実現したい業務などを示します。   RFP(提案依頼書)を利用した調達プロセスは次の通りです。 提案依頼書(RFP)の発行:企業・組織が発注先候補の事業者(調達先)に対してRFPを発行し、具体的なシステム提案をするように求める。 ...

2022/12/25

RFI(情報提供依頼書)とは

RFI(情報提供依頼書) RFIは業者から情報提供してもらうための文書 RFIとはRequest For Informationの略で、企業・組織が業務の発注や業務委託を計画する際、発注先候補の業者に対してシステム化の目的や業務内容などを示し情報の提供を依頼すること(もしくは依頼する際の文書)です。 発注元の企業は システム化の目的や業務内容などを示したRFI(情報提供依頼書)を発行し、発注先候補の業者に情報提供を依頼します。RFI(情報提供依頼書)の依頼を受けた業者は、会社情報、製品情報、実績などの情報 ...

合意

2022/12/25

SLAとは

SLA(Service Level Agreement) SLA(サービスレベルアグリーメント)とは、サービスの提供者とその利用者との間で、どの程度の品質を保証するか事前に取り決めてはっきりと文章で提示したものです。 「サービス品質保証」や「サービスレベル合意書」とも呼ばれています。 SLAの内容は様々であり提供するシステムによって異なります。例えば混雑時の処理性能、システムの稼働率、障害発生時の復旧時間、サービス要求への応答時間、バックアップの保存期間、データリカバリの復旧時間などがサービス品質の保証項 ...

ブック

2022/12/25

PMBOKとは

PMBOK(Project Management Body of Knowledge) PMBOKとは、米国のプロジェクトマネジメント協会 (PMI)が発行している、プロジェクトマネジメントの知識を体系化したものです。 プロジェクトマネジメントに必要な知識を集めたPMBOKガイドは1996年に初版、2000年に第2版、2004年には大幅な変更を加えた第3版、2008年に第4版、2013年第5版、2017年に第6版が出版されており、だいたい4年に一回くらいのペースで改訂されています。   PMBO ...

2024/5/11

バックアップとは | 差分バックアップと増分バックアップの違い

バックアップ(backup) バックアップとは、万が一に備えてデータなどを複製(コピー)しておくことです。 機械的な故障や人為的な操作ミスにより、データが壊れてしまうことがあります。例えば、担当者が誤ってファイルを消してしまうなどの人為的ミスは、人が操作している限り発生する可能性はゼロではありません。 このような様々なトラブルからデータを守るには、バックアップを取っておくことが有効です。 バックアップを取っておけば、仮にデータが消えてしまった、壊れてしまったなどのトラブルが発生しても元の状態に戻せます。 ...

2020/8/24

TCOとは

TCO(Total Cost of Ownership) TCO(Total Cost of Ownership)とは、システム制作に必要となる総コスト(システム導入から運用及び維持・管理までを含めた費用の総額)のことです。 システムを制作する上で必要なコストには「初期コスト」と「運用コスト」などがあります。 初期コストとは、システム制作や導入時に必要なハードウェア(パソコンなど)やソフトウェアなど。運用コストとは、システム管理者の人件費やメンテンナンス費用、消耗品の交換非など、また電気代なども含みます。 ...

バスタブ

2022/12/25

バスタブ曲線とは

バスタブ曲線 バスタブ曲線(故障率曲線)とは、機械や装置の経過時間と故障率の変化をグラフで表現したものです。お風呂の浴槽(バスタブ)のような形になることからバスタブ曲線と呼ばれています。   上記のグラフはバスタブ曲線は例です。縦軸を故障率、横軸を経過時間とします。 バスタブのような形の曲線は、はじめは故障率が高く徐々に減る期間「初期故障期」、故障率が安定している期間「偶発故障期」、故障率が徐々に増えてくる期間「摩耗故障期」の3つの期間に分けられます。 初期故障期 製品の導入初期は、設計や製造上 ...

信頼

2022/12/25

RASISとは

RASIS(レイシス / ラシス) RASISとは、Reliability(信頼性)、Availability(可用性)、Serviceability(保守性)、Integrity(保全性)、Security(安全性)の代表的な5つの指標の頭文字を並べたものであり、システムの信頼性を評価する概念です。 Reliability(信頼性) Reliability(信頼性)とは、障害や不具合による故障が起きにくい安定したシステムであることを表します。 代表的な指標として、システムが安定稼働し続ける平均時間である ...

2022/12/25

フェイルオーバーとは

フェイルオーバー(failover) フェイルオーバー(フェールオーバー)とは、稼働中の主系システムに障害が発生した際に、自動的に待機系のシステムに切り替わる仕組みのことです。 システムを運用する際、1つのサーバなどで運用していると そのサーバに障害が発生した場合、システムが完全に停止してしまう危険性があります。そのため、予備のサーバを準備しておき、障害発生時に主系となるサーバが正常に稼働できない場合は、予備のサーバに切り替えることができます。 フェイルオーバーは、主系と待機系の2つのサーバを用意しておき ...

機械

2022/12/25

フォールトアボイダンスとは

フォールトアボイダンス(fault avoidance) フォールトアボイダンスとは、信頼性設計の一つでなるべく障害や故障を発生させないようにする考え方です。 信頼性設計には「壊れることを前提」としている設計が多く、故障しても機能を停止することなく動作させる「フォールトトレランス」、故障時は安全性を確保した状態で機能を停止させる「フェールセーフ」、故障時には被害を最小限に抑え縮退運転で動作させる「フェールソフト」などがあります。 フォールトアボイダンスは「壊れることを前提」としている上記のような設計・思想 ...

自動車

2022/12/25

フォールトトレランスとは

フォールトトレランス(fault tolerance) フォールトトレランスの設計・思想 フォールトトレランスとは、機械やシステムの一部に問題が発生しても安全な状態を維持して動作するように制御する設計手法です。 機械やシステムは故障しないのが理想的ですが、老朽化や事故などでいつかは故障する可能性があります。そこで「故障しても耐える」という考え方がフォールトトレランスです。 例えば、自動車のランフラットタイヤ。(ランフラットタイヤとはタイヤの空気圧がゼロになっても、一定距離を走行できる)これは パンクが発生 ...

2022/12/25

フールプルーフとは

フールプルーフ(foolproof) フールプルーフとは、信頼性設計の一つで利用者が操作や取り扱い方法を誤っても危険が生じないようにする設計・思想です。 電化製品のような機器には、通常取り扱い説明書が存在しています。取り扱い説明書通りに操作していれば、誤操作は基本的には発生しません。 しかし「人は間違えることがある」「不慣れな人が扱うことがある」「そもそも取り扱い説明書を読まない人も多い」など、フールプルーフ設計は、間違えた使い方をすることを前提とし、意図しない使い方をしても故障しない、危険が生じないよう ...