非代替性トークン
非代替性トークン(読み:ひだいたいせいトークン)とは、代替不可能(替えが効かない、唯一無二の)のトークン(しるし・証拠)のことです。
非代替性トークンは英語でNon-Fungible Tokenといい、略して「NFT」と呼ばれています。
インターネット上に存在するデジタルアートなどのデジタルファイルは、簡単に複製できたため、オリジナルとコピーされた複製品の判別がつかず資産価値が生まれにくい状況でした。
しかし、NFT(非代替性トークン)の登場によってオリジナルとコピーされた複製品の判別が可能となり、デジタルの世界に資産価値が生まれるようなりました。(デジタルアートなどのデジタルファイルをNFT化することで、唯一無二の存在として証明できるようになった)
NFT(非代替性トークン)は、暗号資産(仮想通貨)やお金のように代替可能なものではなく、他のものとは置き換えられない、代替不可能なものです。
例えば、代替可能な暗号資産(仮想通貨)の場合、Aさんが保有している1BTCとBさんが保有している1BTCは、同じ価値であり、同じ物として扱うことができます。
それに対し代替不可能なNFT(非代替性トークン)は、仮に見た目がほとんど変わらないデジタルアート(NFT化した作品)だったとしても、同じ価値のものは存在しません。NFT化された作品は唯一無二の存在であり、同じ物として扱うことはできません。
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