WordPressでWebサイトやブログを開設するには、まずレンタルサーバーを選ぶ必要があります。
しかし「どのレンタルサーバーにすればよいかわからない」とレンタルサーバー選びに悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
本記事では、人気のレンタルサーバーである「エックスサーバー」と「ConoHa WING」の違いをわかりやすく比較しています。
目次
エックスサーバーとConoHa WINGの簡易比較
「エックスサーバー」と「ConoHa WING」の人気プランでの簡易比較は次の表のとおりです。
特徴/プラン | エックスサーバー (スタンダード) |
ConoHa WING (ベーシック) |
サーバー性能 | ★★★★★★ | ★★★★★☆ |
料金 | ★★★★★☆ 初期費用:0円 1年契約:月額 1,100円 3年契約:月額 990円 |
★★★★☆☆ 初期費用:0円 1年契約:月額 1,320円 3年契約:月額 1,320円 |
サービス・サポート | ★★★★★★ | ★★★★★☆ |
独自ドメイン 永久無料特典 |
あり | あり |
簡易説明 | ・大量アクセスに強く安定している。また表示速度も速い ・国内シェアNo1を誇る人気のレンタルサーバーで実績十分(2003年からサービスが開始された老舗) |
・大量アクセスに強く安定している。また表示速度も速い ・GMOインターネット株式会社が2018年からサービスの提供を開始した比較的新しいレンタルサーバー |
※2022年12月時点。時期によってはキャンペーンを実施しているので、詳細は公式サイトをご覧ください。
ポイント
- エックスサーバー:国内シェアNo1(hostadvice.comによる調査)の人気を誇る実績十分のレンタルサーバー
- ConoHa WING:レンタルサーバーとドメインがセットになった長期割引プラン(WINGパック)が存在する人気のレンタルサーバー。
エックスサーバーとConoHa WINGの詳細比較
【比較1】プランと料金設定
エックスサーバーとConoHa WINGのプランと料金設定(キャンペーン価格ではなく通常料金)は次のとおりです。
【エックスサーバーのプランと料金設定】
契約期間/プラン | スタンダード | プレミアム | ビジネス |
3ヶ月 | 1,320円 | 2,640円 | 5,280円 |
6ヶ月 | 1,210円 | 2,420円 | 4,840円 |
12ヶ月 | 1,100円 | 2,200円 | 4,400円 |
24ヶ月 | 1,045円 | 2,090円 | 4,180円 |
36ヶ月 | 990円 | 1,980円 | 3,960円 |
【ConoHa WINGのプランと料金設定】
契約期間/プラン | ベーシック | スタンダード | プレミアム |
3ヶ月 | 1,320円 | 2,640円 | 5,280円 |
6ヶ月 | 1,320円 | 2,640円 | 5,280円 |
12ヶ月 | 1,320円 | 2,640円 | 5,280円 |
24ヶ月 | 1,320円 | 2,640円 | 5,280円 |
36ヶ月 | 1,320円 | 2,640円 | 5,280円 |
※2022年12月時点
上記表はキャンペーンを適用していない通常料金です。エックスサーバー、ConoHa WING共に時期によってキャンペーンを実施しているため、詳細は公式サイトをご覧ください。
チェック
料金比較:エックスサーバーの方が安い
【比較2】サーバーの性能
エックスサーバーとConoHa WINGの性能は次のとおりです。エックスサーバーの「スタンダードプラン」とConoHa WINGの「ベーシックプラン」で比較しています。
項目/プラン | エックスサーバー (スタンダード) |
ConoHa WING (ベーシック) |
12ヵ月契約 | 月額 1,100円 | 月額 1,320円 |
36ヵ月契約 | 月額 990円 | 月額 1,320円 |
Webサーバー | Nginx | Nginx |
OS | Linux | CloudLinux |
ストレージ | NVMe SSD | SSD |
容量 | 300 GB | 300 GB |
割り当てCPU | 6コア | 6コア |
割り当てメモリ | 8GB | 8GB |
RAID構成 | RAID10 | RAID10 |
WordPress高速化 | KUSANAGI | WEXAL |
自動バックアップ | 無料 (復元も無料) |
無料 (復元も無料) |
※2022年12月時点。詳細は公式サイトをご覧ください。
上記表のとおり、Webサーバー、割り当てCPU、割り当てメモリ、ストレージ容量など同じ設定になっています。
OSはConoHa WINGがユーザー毎にリソースの制御を行える「CloudLinux」を採用、エックスサーバーもLinuxを採用していますが、ディストリビューションなどの詳細は非公開になっています。
ストレージは「エックスサーバー」が高速の「NVMe SSD」を採用しており、エックスサーバーの方が高性能です。
WordPressの高速化については、エックスサーバーは超高速CMS実行環境「KUSANAGI」、ConoHa WINGは「WEXAL」によって高速化を図っています。
チェック
性能比較:どちらのサーバーも高性能
【比較3】サーバーの機能
エックスサーバーとConoHa WINGの主な機能は次のとおりです。
項目/プラン | エックスサーバー (スタンダード) |
ConoHa WING (ベーシック) |
簡単インストール (WordPress) |
○ | ○ |
他サーバーからの移行 | ○ | ○ |
プラン変更 | ○ | ○ |
WAF (脆弱性対策) |
○ | ○ |
無料独自SSL | ○ | ○ |
自動バックアップ | ○ | ○ |
バックアアップからの復元 | ○ | ○ |
セキュリティ診断 (ウイルスチェック) |
○ | ○ |
※2022年12月時点。詳細は公式サイトをご覧ください。
どちらのサーバーもWordPressの簡単インストール、他サーバーからの移行、プラン変更などの便利機能、WAFによる脆弱性対策やセキュリティ診断などのセキュリティ対策など充実しています。
また自動バックアップ機能があることで「万一誤ってデータを消してしまった」「いつのまにかデータが消えてしまった」といった場合にデータをかんたんに復旧できます。
チェック
機能比較:どちらのサーバーも充実している
【比較4】サポート内容
エックスサーバーとConoHa WINGのサポート内容は次のとおりです。
項目/プラン | エックスサーバー | ConoHa WING |
メールサポート | ○ 24時間以内の返信 |
○ 営業時間内に順次対応 |
チャットサポート | 平日 10:00~18:00 | 平日 10:00~18:00 |
電話サポート | 平日 10:00~18:00 | 平日 10:00~18:00 |
※2022年12月時点。詳細は公式サイトをご覧ください。
サポート内容は上記表のとおりほとんど同じです。ただエックスサーバーの方がメールサポートが「24時間以内の返信」になっているため、連休などでも安心して問い合わせできます。
チェック
サポート内容比較:エックスサーバーの方が充実している
最後に
人気レンタルサーバーである「エックスサーバー」と「ConoHa WING」の料金・プラン・性能・機能・サポート内容について紹介しました。
どちらも高性能サーバーのため、個人サイトやブログであれば十分な性能です。
エックスサーバーの公式サイトはこちら
ConoHa WINGの公式サイトはこちら
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