はじめに
前回の記事では、PHPの論理演算子について紹介しました。
前回の記事
本記事では、PHPの条件分岐(if文)について紹介します。
if文を使った条件分岐
if文は条件によって処理を分けるときに使う制御文です。
if文の使用例
それでは、実際にPHPのプログラムでif文を使用した条件文の例を紹介します。
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if文の書き方は次のとおりです。
if文の書き方
if (条件式) {
// 条件式がtrueのときに実行される処理
}
次の例では、if文を使い変数「$age」が20だったら"20歳です"という文字列をprint関数で出力しています。
[if文の例]
<?php $age = 20; if ($age == 20) { print("20歳です"); } ?>
[実行結果]
20歳です
if-else文の使用例
if文にelse文を追加することで、条件式がfalseのときに実行される処理を記述することができます。
if-else文の書き方は次のとおりです。
if-else文の書き方
if (条件式) {
// 条件式がtrueのときに実行される処理
} else {
// 条件式がfalseのときに実行される処理
}
次の例では、if-else文を使い変数「$age」が20以上だったら"20歳です"という文字列をprint関数で出力、それ以外は"20歳未満です"という文字列をprint関数で出力しています。
[if-else文の使用例]
<?php $age = 19; if ($age >= 20) { print("20歳以上です"); } else { print("20歳未満です"); } ?>
[実行結果]
20歳未満です
else if文の使用例
複数の条件がある場合は、else if文を使用します。
else if文の書き方は次のとおりです。
else if文の書き方
if (条件式1) {
// 条件式1がtrueのときに実行される処理
} else if (条件式2) {
// 条件式2がtrueのときに実行される処理
} else if (条件式3) {
// 条件式3がtrueのときに実行される処理
} else {
// すべての条件式がfalseのときに実行される処理
}
次の例では、else if文を使い変数「$age」が12以上だったら"大人料金です"、6以上12未満だったら"子供料金です"、それ以外は"無料です"という文字列をprint関数で出力しています。
[else if文の使用例]
<?php $age = 11; // 12歳以上は大人料金 if ($age >= 12) { print("大人料金です"); // 6歳以上12歳未満は子供料金 } else if ($age >= 6) { print("子供料金です"); // 6歳未満は無料 } else { print("無料です"); } ?>
[実行結果]
子供料金です
終わりに
本記事では、PHPの条件分岐(if文)について紹介しました。
次回の記事では、PHPの繰り返し処理(for文、foreach文)について紹介します。