PHP入門

【PHP入門】条件分岐(if文)

2021年6月11日

はじめに

前回の記事では、PHPの論理演算子について紹介しました。

本記事では、PHPの条件分岐(if文)について紹介します。

if文を使った条件分岐

if文は条件によって処理を分けるときに使う制御文です。

ifは英語で「もし~だったら」の意味です。

if文の使用例

それでは、実際にPHPのプログラムでif文を使用した条件文の例を紹介します。

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if文の書き方は次のとおりです。

if文の書き方

if (条件式) {

// 条件式がtrueのときに実行される処理

}

次の例では、if文を使い変数「$age」が20だったら"20歳です"という文字列をprint関数で出力しています。

[if文の例]

<?php

$age = 20;
        
if ($age == 20) {
   print("20歳です");
}

?>

[実行結果]

20歳です

if-else文の使用例

if文にelse文を追加することで、条件式がfalseのときに実行される処理を記述することができます。

if-else文の書き方は次のとおりです。

if-else文の書き方

if (条件式) {

// 条件式がtrueのときに実行される処理

} else {

// 条件式がfalseのときに実行される処理

}

次の例では、if-else文を使い変数「$age」が20以上だったら"20歳です"という文字列をprint関数で出力、それ以外は"20歳未満です"という文字列をprint関数で出力しています。

[if-else文の使用例]

<?php

$age = 19;
        
if ($age >= 20) {
    print("20歳以上です");

} else {
    print("20歳未満です");
}

?>

[実行結果]

20歳未満です

else if文の使用例

複数の条件がある場合は、else if文を使用します。

else if文の書き方は次のとおりです。

else if文の書き方

if (条件式1) {

// 条件式1がtrueのときに実行される処理

} else if (条件式2) {

// 条件式2がtrueのときに実行される処理

} else if (条件式3) {

// 条件式3がtrueのときに実行される処理

} else {

// すべての条件式がfalseのときに実行される処理

}

次の例では、else if文を使い変数「$age」が12以上だったら"大人料金です"、6以上12未満だったら"子供料金です"、それ以外は"無料です"という文字列をprint関数で出力しています。

[else if文の使用例]

<?php

$age = 11;
        
// 12歳以上は大人料金
if ($age >= 12) {
    print("大人料金です");

// 6歳以上12歳未満は子供料金
} else if ($age >= 6) {
    print("子供料金です");

// 6歳未満は無料
} else {
    print("無料です");
}

?>

[実行結果]

子供料金です

終わりに

本記事では、PHPの条件分岐(if文)について紹介しました。

次回の記事では、PHPの繰り返し処理(for文、foreach文)について紹介します。

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