Java入門

【Java入門】演算子その1(算術演算子、代入演算子)

はじめに

前回の記事では、Javaの配列について紹介しました。

前回の記事

本記事では、Javaの演算子(算術演算子、代入演算子、インクリメント演算子、デクリメント演算子)について紹介します。

算術演算子とは

算術演算子とは、足し算や掛け算などの計算で使われる記号のことです。

算術演算子の種類

Javaで数の計算に用いる演算子(算術演算子)には次のものがあります。

算術演算子 算術演算子の意味 使用例 使用例の説明
+ 加算(足す) a = b + c bとcを足した値をaに代入
- 減算(引く) a = b - c bからcを引いた値をaに代入
* 乗算(掛ける) a = b * c bとcを掛けた値をaに代入
/ 除算(割る) a = b / c bをcで割った値をaに代入
% 剰余(余り) a = b % c bをcで割った余りをaに代入

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算術演算子の使用例

それでは、実際にプログラムで演算子を使用した計算例を紹介します。

[算術演算子の使用例]

public class OperatorSample {
    
    public static void main(String[] args) {
        int b = 5;
        int c = 3;
        int a;
        
        // 足し算
        a = b + c;
        System.out.println("【加算】5 + 3 は " + a);
        
        // 引き算
        a = b - c;
        System.out.println("【減算】5 - 3 は " + a);
        
        // 掛け算
        a = b * c;
        System.out.println("【乗算】5 × 3 は " + a);
        
        // 割り算
        a = b / c;
        System.out.println("【除算】5 ÷ 3 は " + a);
        
        // 余り
        a = b % c;
        System.out.println("【余り】5 ÷ 3 の余りは " + a);
    }
}

[実行結果]

【加算】5 + 3 は 8
【減算】5 - 3 は 2
【乗算】5 × 3 は 15
【除算】5 ÷ 3 は 1
【余り】5 ÷ 3 の余りは 2

代入演算子とは

代入演算子とは、変数に対して値や他の変数を代入するときに使用するものです。

代入演算子の種類

代入演算子には次のようなものがあります。

代入演算子 使用例 使用例の説明
= a = b bの値をaに代入
+= a += b a = a + b と同じ
-= a -= b a = a - b と同じ
*= a *= b a = a * b と同じ
/= a /= b a = a / b と同じ
%= a %= b a = a % b と同じ

代入演算子の使用例

それでは、実際にプログラムで代入演算子を使用した計算例を紹介します。

[代入演算子の使用例]

public class AssignmentOperator {

    public static void main(String[] args) {
        // 足し算
        int addition = 5;
        addition += 3;
        System.out.println("【加算】5 + 3 は " + addition);
        
        // 引き算
        int subtraction = 5;
        subtraction -= 3;
        System.out.println("【減算】5 - 3 は " + subtraction);
        
        // 掛け算
        int multiplication = 5;
        multiplication *= 3;
        System.out.println("【乗算】5 × 3 は " + multiplication);
        
        // 割り算
        int division = 5;
        division /= 3;
        System.out.println("【除算】5 ÷ 3 は " + division);
        
        // 余り
        int remainder = 5;
        remainder %= 3;
        System.out.println("【余り】5 ÷ 3 の余りは " + remainder);
    }
}

[実行結果]

【加算】5 + 3 は 8
【減算】5 - 3 は 2
【乗算】5 × 3 は 15
【除算】5 ÷ 3 は 1
【余り】5 ÷ 3 の余りは 2

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インクリメント演算子とデクリメント演算子

インクリメント(加算)演算子は、整数型の変数の値を1つ増やす、デクリメント(減算)演算子は、整数型の変数の値を1つ減らすときに使用します。

インクリメント演算子とデクリメント演算子には次のようなものがあります。

演算子 名称 使用例 使用例の説明
++ インクリメント演算子 a++ または ++a aの値を1増やす
-- デクリメント演算子 a-- または --a aの値を1減らす

インクリメント演算子とデクリメント演算子の使用例

それでは、実際にプログラムでインクリメント演算子とデクリメント演算子を使用例を紹介します。

[インクリメント演算子とデクリメント演算子の使用例]

public class IncrementSample {

    public static void main(String[] args) {
        int a = 1;
        
        System.out.println("はじめの値:" + a);
        
        a++;
        System.out.println("インクリメント後の値:" + a);
        
        a--;
        System.out.println("デクリメント後の値:" + a);
    }
}

 

[実行結果]

はじめの値:1
インクリメント後の値:2
デクリメント後の値:1

「a++」と「++a」の違い

インクリメント演算子とデクリメント演算子には、それぞれ2種類の書き方があり、++a(--a)を前置a++(a--)を後置といいます。

前置と後置では演算のタイミングが異なります。

例えば「x = ++a」の場合は、aに1を加算した後にxに値を代入、「x = a++」の場合は、xに値を代入した後にaに1を加算します。

[前置と後置時の使用例]

public class IncrementSample2 {

    public static void main(String[] args) {
        // 前置の例
        int a1 = 1;
        int x1 = ++a1;
        System.out.println("前置の例:" + x1);
        
        // 後置の例
        int a2 = 1;
        int x2 = a2++;
        System.out.println("後置の例:" + x2);
    }
}

[実行結果]

前置の例:2
後置の例:1

終わりに

本記事では、Javaの演算子(算術演算子、代入演算子、インクリメント演算子、デクリメント演算子)について紹介しました。

次回の記事ではJavaの演算子(比較演算子、条件演算子、論理演算子)について紹介します。

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