httpd(HTTPデーモン)
httpd(Hypertext Transfer Protocol Daemon)とは、主にApacheなどのWebサーバソフトウェアで使われているデーモンのことです。
デーモンとは
デーモン(英:daemon)とは、UNIX系OSで常に起動しているプログラム(常駐プログラム)のことです。主にバックグラウンドで動作します。
デーモンはOSに登録され、コンピュータやOSの起動(ブート)時に一緒に起動され、常に実行状態で待機し、要求があればそれに応じてなんらかの処理を行います。
デーモンの名前は基本的に最後尾に"d"が付くものが多く(必ずしも従う必要はないため例外も多い)、httpdはApacheなどのWebサーバソフトウェアでHTTP通信を処理するデーモンです。
httpd(HTTPデーモン)の使い方
httpdは、主にApacheなどのWebサーバソフトウェアで使われているデーモンです。
CentOSなどのRedhat系Linuxの場合、例えばyumコマンド(CentOS 8以降はdnf)などを使ってApacheをインストールする場合、下記のようにhttpdの名称を指定してインストールします。
yum -y install httpd
また、Apacheを起動するときは、下記のようにhttpdの名称を指定して起動します。
systemctl start httpd
このようにhttpdは、ApacheなどのWebサーバソフトウェアで「実行ファイル名」および「コマンド名」として使われています。
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