Excel

Excel(エクセル)の基本:ふりがなを表示する (PHONETIC関数)

2023年8月11日

はじめに

Excelで名簿などを作っていると、名前にふりがなを表示する機会があります。

そんなときに便利なのが「PHONETIC関数」です。

PHONETIC関数は、データを入力したときの読みの情報を取り出して、ふりがなを表示してくれる機能です。

PHONETIC関数の書式

=PHONETIC(参照)

本記事では、PHONETIC関数を使ってふりがなを表示する方法を紹介します。

フリガナを表示する

PHONETIC関数でふりがなを表示する

手順1:ふりがなを表示するセルをクリックする

ふりがなを表示するセルをクリックします。

メモ

セル:Excelのマス目のこと。セルをクリックすると、そのセルを操作できる。

ふりがなを表示するセルをクリック

手順2:[数式]タブにある[その他の関数]をクリック

[数式]タブにある[その他の関数]をクリックします。

その他の関数をクリック

手順3:[情報]→[PHONETIC]をクリック

[その他の関数]をクリックすると、その他の関数に関するメニューが表示されるので、[情報]にマウスポインターを合わせ[PHONETIC]をクリックします。

PHONETICを選択

手順4:参照元のセルをクリックする

[PHONETIC]をクリックすると、関数の引数を入力する画面が表示されるので、参照欄をクリックして、ふりがなを取り出すセルを選択し(今回の例ではセル「A3」を選択しています)「OK」ボタンをクリックします。

ふりがなを取り出すセルを指定

手順5:他のセルに数式をコピーする

PHONETIC関数の引数を指定して「OK」をクリックすると、引数で指定したセルのふりがなが表示されます。

ふりがなが表示される

 

あとは、オートフィル機能を使って他のセルに数式をコピーします。

オートフィルで関数をコピー

ふりがなを修正する

手順1:ふりがなを修正するセルをクリックする

ふりがなを修正する参照元のセル(漢字のセル)をクリックします。

ふりがなを編集するセルをクリック

手順2:[ふりがなの編集]をクリックする

[ホーム]タブの[ふりがなの表示/非表示]にある「∨」部分をクリックすると、ふりがなに関するメニューが表示されるので「ふりがなの編集」をクリックします。

ふりがなの編集をクリック

手順3:ふりがなを修正する

[ふりがなの編集]をクリックすると、参照元のセル(漢字のセル)にふりがなが表示されるので、適切なふりがなに修正します。(ふりがなを修正すると、PHONETIC関数で表示したふりがなも自動的に変更されます)

ふりがなを修正する

ふりがなを「ひらがな」に変更する

手順1:対象のセル範囲を選択する

ひらがなに変更する参照元のセル(漢字のセル)を範囲選択します。

ひらがなに変更するセルを選択する

手順2:[ふりがなの設定]をクリックする

[ホーム]タブの[ふりがなの表示/非表示]にある「∨」部分をクリックすると、ふりがなに関するメニューが表示されるので「ふりがなの設定」をクリックします。

ふりがなの設定をクリック

手順3:設定画面で「ひらがな」に変更する

「ふりがなの設定」をクリックすると、ふりがなの設定画面が表示されます。

種類を「ひらがな」に変更し「OK」ボタンをクリックします。

ふりがなの設定

種類を「ひらがな」に変更し「OK」ボタンを押下すると、ふりがなが「ひらがな」に変更されます。

ひらがなで表示される

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