SAS(サス)
SASとは
SAS(サス)とはSerial Attached SCSIの略で、コンピュータにハードディスクやSSDなどのストレージ機器を接続するためのインタフェースの規格のことです。主にサーバ向けのコンピュータ製品で利用されています。
※インタフェースは2つの物を繋げるための接続部分をあらわす言葉で、SASはコンピュータとストレージ機器を接続するために使用するコネクタ(ケーブル)の規格です。
SASはSCSI(スカジー)規格の一種であり、それまではパラレル方式であったSCSI規格をシリアル化したもので、パラレル方式のSCSI製品として最後の規格である「Ultra-320 SCSI」の後継にあたる規格です。
シリアルとパラレルの説明はこちら
SASの規格
SASには次のような規格があります。
年度 | 規格 | 伝送速度(実効転送速度) |
2003年 | SAS-1.0 | 3Gbps(300MB/s) |
2009年 | SAS-2.0 | 6Gbps(600MB/s) |
2013年 | SAS-3.0 | 12Gbps(1.2GB/s) |
2017年 | SAS-4.0 | 22.5Gbps(2.4GB/s) |
helpful
この記事は役に立ちましたか?