LIFO(後入れ先出し)
LIFOは、Last-In First-Outを表す頭文字であり、後入れ先出しとも呼ばれています。
複数のデータを取り扱う際、後に入れたデータを先に取り出すという方式です。また、最初に入れたデータを後に取り出す言葉である FILO(First In, Last Out)は LIFOの同義語です。
後に入れたデータから先に取り出すので、古いデータ程、長く残るのが特徴です。
コンピュータ上でデータの集まりを取り扱うデータ構造で、LIFOの方式を採用しているのが「スタック」(stack)です。
上記の図例では、スタックに「データ1」→「データ2」→「データ3」→「データ4」の順番で格納、そして、スタックから取り出す時は、後に格納した「データ4」から取り出します。
スタックにデータを格納することを「プッシュ」(PUSH)、スタックからデータを取り出すことを「ポップ」 (POP)と呼びます。
LIFO(Last-In First-Out)と似たような言葉に FIFO(First-In First-Out) が存在します。
FIFOは、LIFOとは逆で先に入れたデータを先に取り出すという方式(先入れ先出し)です。
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