FIFO(先入れ先出し)
FIFOとは、First-In First-Outを表す頭文字であり、先入れ先出しとも呼ばれています。
複数のデータを取り扱う際、先に入れたデータを先に取り出すという方式です。
FIFOは「キュー(queue)」の動作原理を表すものです。
キューは、お店に並ぶ待ち行列のように、先にキューに格納されたデータから順番に取り出されます。
以下の図例では、「データ1」「データ2」「データ3」「データ4」「データ5」の順番にキューに格納しています。そして、キューから取り出す時は先に格納した「データ1」から順番に取り出されます。
キューに格納することを「エンキュー(enqueue)」、キューから取り出すことを「デキュー (dequeue)」と呼び、キューを用いて要素の管理を行うことを「キューイング(queuing)」と呼びます。
キューイングは1個(もしくはn個)ずつ処理が必要な時に使用します。キューで順番待ちをして、1個(もしくはn個)ずつ処理していきます。
FIFO(First-In First-Out)と似たような言葉に LIFO(Last-In First-Out) が存在します。
LIFOは、FIFOとは逆で後に入れたデータを先に出す方式(後入れ先出し)です。
LIFOは、後から入った人が先に降りるエレベータと同じイメージです。
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