C++(シープラスプラス)
C++(シープラスプラス)とは、C言語を機能拡張したプログラミング言語のことで、略して「シープラプラ」や「シープラ」とも呼ばれています。
派生元であるC言語の機能や特徴を継承しつつ、オブジェクト指向の要素を加え、更に効率の良いプログラミングができるようにした言語です。
C++の歴史
C++はストロヴストルップ氏が考案したもので、1979年に前身のプログラミング言語「C with Classes」が開発され、その後、改良に改良を重ね、1983年に名称を「C++」に変更しています。
C++の最初の標準は、1998年に「ISO/IEC 14882:1998」として承認され、その後も次の表のとおり何度か改訂され、バージョンアップを続けています。
規格出版日 | C++ 国際規格 | 非公式名称 |
1998年9月1日 | ISO/IEC 14882:1998 | C++98 |
2003年10月16日 | ISO/IEC 14882:2003 | C++03 |
2007年11月15日 | ISO/IEC TR 19768:2007 | C++TR1 |
2011年9月1日 | ISO/IEC 14882:2011 | C++11 |
2014年12月15日 | ISO/IEC 14882:2014 | C++14 |
2017年12月 | ISO/IEC 14882:2017 | C++17 |
2020年12月15日 | ISO/IEC 14882:2020 | C++20 |
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C++の特徴
汎用性が高く、処理速度が速い
C++は、C言語を機能拡張したプログラミング言語のため、C言語のようにハードウェアを直接扱うような下位層向けの低水準言語としても、複雑なアプリケーションを開発するための上位層向けの高水準言語としても使用可能です。
要するにOSやメモリといったハードウェアを制御できる他、ゲーム開発やアプリケーション開発といった分野でも利用でき汎用性が高い(さまざまな用途や分野に用いられている)のが特徴です。
また処理速度が速いため、実行速度性能が要求されるソフトウェアの開発などでも利用されています。
オブジェクト指向プログラミング
C++は、C言語にオブジェクト指向の概念(継承、ポリモーフィズム、カプセル化など)を取り入れたものであり、C言語にはないクラスの定義や継承などのオブジェクト指向プログラミングの要素が追加されています。
他のプログラミング言語の理解が深まる
JavaやC#、Objective-Cなど、多くの言語はC言語の影響を受けて開発されたプログラミング言語です。
そしてC++は、C言語の機能や特徴を継承しつつ、オブジェクト指向などの要素を加えてC言語を機能拡張したものです。
そのため、C言語やC++を習得してしまえばJavaやC#、Objective-Cなど、C言語の影響を受けて開発されたプログラミング言語の習得もしやすく、プログラミング言語についてより詳しくなることができます。