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【転職に悩む】転職に迷いがある人必見!理由別迷ったときの判断基準

【転職理由ランキング】転職理由で多いのは?

順位転職理由割合
1給与が低い・昇給が見込めない35.0%
2昇進・キャリアアップが望めない29.4%
3会社の評価方法に不満があった26.8%
4社内の雰囲気が悪い26.7%
5肉体的または、精神的につらい24.3%
6スキルアップしたい24.0%
7業界・会社の先行きが不安23.9%
8社員を育てる環境がない23.7%
9労働時間に不満(残業が多い/休日出勤がある)23.5%
10尊敬できる人がいない23.2%

出典:doda「転職理由ランキング

有名な転職サイト「doda」の2020年7月~2021年6月のアンケート調査(※複数回答可)によると、1位は「給与が低い・昇給が見込めない」、2位は「昇進・キャリアアップが望めない」、3位は「会社の評価方法に不満があった」という結果になっています。

このランキングを見てわかるように「給与に不満がある」「昇進が望めない・評価に不満がある」「職場の人間関係が悪い」「会社に不満がある」が主な転職理由のようです。

給与に不満がある

  • 1位:給与が低い・昇給が見込めない

昇進が望めない・評価に不満がある

  • 2位:昇進・キャリアアップが望めない
  • 3位:会社の評価方法に不満があった

職場の人間関係が悪い

  • 4位:社内の雰囲気が悪い
  • 10位:尊敬できる人がいない

会社に不満がある

  • 7位:業界・会社の先行きが不安
  • 8位:社員を育てる環境がない
  • 9位:労働時間に不満(残業が多い/休日出勤がある)

その他

  • 6位:スキルアップしたい
  • 5位:肉体的または、精神的につらい
私も過去に4回転職活動をしていました。その時の理由は、1回目は「職種を変えるため」、2回目は「家庭の事情」、3回目は「なかなか昇進できなかったため」、4回目は「給与を上げるため」です。

【理由別】転職に迷ったときの判断基準

【転職理由1】給与に不満がある

お金

転職理由の1位「給与が低い・昇給が見込めない」で悩んでいる方は、「自分の市場価値」がどのくらいか把握することをおすすめします。

例えば、所属会社の年収が600万だとします。しかし自分の適正年収が500万だった場合、転職しても年収が下がる可能性があります。「自分の市場価値(適正年収) < 現在の年収」の関係が成り立っているのであれば、自分の市場価値を上げるために技術力を磨いてから転職を考えた方がよいかもしれません。

また、所属会社の年収が600万で自分の適正年収が700万だった場合、転職すれば大幅に年収が上がる可能性があります。「自分の市場価値(適正年収) > 現在の年収」の関係が成り立っているのであれば転職するメリットは大きいといえます。

正確な適正年収を知るためには、自分の市場価値を調べる必要があります。自分の市場価値がわかれば、その価値に対して支払われるはずの適正年収を把握できます。

自分の市場価値を知る方法

一つの企業に所属している間は、自分の市場価値は見えてきません。なぜなら自分を評価しているのは所属している企業のみだからです。

市場価値を決めるのは転職市場です。そのため、自分の市場価値を知るためには転職活動する必要があります。

市場価値を測る方法は次のとおりです。

  1. 転職サイトを利用する
  2. 転職エージェントを利用する
  3. 転職活動して企業と面接する

1つ目は転職サイトを利用する方法です。転職サイトに自分の職務経歴や転職希望条件を登録し、企業からのスカウトを待つことで市場価値を測ることができます。

2つ目は「doda」などの転職エージェントを利用する方法です。転職支援のプロフェッショナルに相談することも有効な手段の一つです。

3つ目は、実際に転職活動を行い企業と面接する方法です。転職時の面接では「希望の年収」を聞かれます。そのときの企業側の反応でその年収が高いものなのか、低いものなのか見極めることができます。

【転職理由2】昇進が望めない・評価に不満がある

転職理由の2位「昇進・キャリアアップが望めない」、3位「会社の評価方法に不満があった」と上位を占めるのが「昇進が望めない・評価に不満がある」という理由です。

私も3回目の転職を考えたとき「昇進が望めない・評価に不満がある」というのが理由で、「会社を変えればもっと評価してくれるのではないか」という考えから転職活動を行っていました。

ただ「本当に昇進が望めないのか?」「本当に評価されていないのか?」など、しっかりと見極める必要があります。そして、評価されていないのであれば「評価されていない理由」を知ることが大切です。

本当は評価されているのに、昇進できない焦りから転職を考えている人向け

毎年4月と10月にやってくる昇進の時期。「なかなか昇進できない」という理由から転職を考えるようになる人も多いのではないでしょうか。私もその1人です。

私は20代の頃、30歳までに主任、35歳までに係長、40歳までに課長になるというキャリアプランを描いていました。

実際、主任には30歳でなれたのですが、係長までの道のりが遠く35歳を過ぎても昇進できず悩んでいました。上司からは評価されていると感じていたため、昇進できると思っていましたが、実際には昇進できず「本当は評価されていないのでは?」と疑うように、そして 転職活動を開始します。

しかしその後、36歳で係長に昇進し、38歳で課長に昇進しています。

私は昇進できない焦りと苛立ちから転職を考えていましたが、転職しなくてよかったと思っています。

昇進できないと焦りと苛立ちから転職を考えるようになるのは自然なことだと思います。ただ評価されているのであれば「少し待ってみる」「様子を見てみる」のもいいかもしれません。

本当に評価されているのであれば、昇進できるはずです。

実力があるのに評価されていないと感じる人向け

会社の評価基準はさまざまです。また評価する上司によっても変わります。なかには現場に評価してくれる上司がいないケースもあります。

  • 会社の評価基準が曖昧で正しく評価されない
  • 上司に嫌われているから評価されない
  • 上司がいい加減な人なので評価してくれない
  • 頑張りを見てくれる上司が近くにいない

など、実力があるのに正しく評価されていない人は多いのではないでしょうか。

実力があるのに評価されない人は、環境を変えることで評価される可能性は十分にあります。

転職サイトや「doda」などの転職エージェントを利用して、転職活動してみては如何でしょうか。

実力不足で評価されていないと感じる人向け

評価されていないのであれば「評価されていない理由」を知ることが大切です。そして、その理由が単純に実力不足の場合、転職しても評価されない可能性が高いです。

実力不足なのがわかっているのであれば、まずは実力をつけてから転職を考えた方がよいかもしれません。

【転職理由3】職場の人間関係が悪い

有名な転職サイト「doda」のアンケート調査で上位を占める転職理由が「人間関係」です。職場での「人間関係」が原因で悩み、ストレスを抱えている方は多いのではないでしょうか。

  • 4位:社内の雰囲気が悪い(26.7%)
  • 10位:尊敬できる人がいない(23.2%)
  • 12位:意見が言いにくい/通らない(18.7%)
  • 12位:人間関係が悪い/うまくいかない(18.7%)
  • 15位:ハラスメントがあった(15.0)

5位の「肉体的または、精神的につらい」も人間関係が原因の場合もあるでしょう。

アドラー心理学で有名な本である「嫌われる勇気」では「すべての悩みは、対人関係の課題である」と書かれています。それくらい人間関係の悩みは重要です。

人間関係が原因で仕事を辞めるというのは、退職理由としては比較的多い理由の一つです。そのため、人間関係が理由で転職するのは珍しいことではありません。

しかし、ちょっとした人間関係の問題は、どの会社にも起こり得ることです。「厳しい先輩がいる」「合わない同僚がいる」などの理由ですぐ会社を辞めてしまっては、どこの会社にいっても長続きしないでしょう。

ただ、人間関係の悩みは悪化すると精神的につらくなり「鬱(うつ)」のような症状になる危険性があります。

私は過去「仕事に厳しく、完璧主義で言葉がきつい上司」と一緒に仕事をしたとき、上司のやり方についていけず、精神的につらいと感じ「鬱(うつ)」のような症状になった時期がありました。

1年間、厳しい上司と一緒に仕事をしていました。その間は本当につらかったです。

その後、現場を変えてほしいと希望したことで、別の現場に移動することができました。現場を移動してから体調は回復しています。

人間関係の悩みは本当につらいです。本当につらいと感じたときは「現場を変えてもらう」「違う部署に移動する」など検討した方がよいかもしれません。

また環境を変えるために「転職」という道を選ぶのも一つの選択肢です。

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