開始・終了

ネットワーク

【OSI参照モデル】セッション層とは

セッション層

OSI参照モデルのセッション層

セッション層とは、OSI参照モデルの第5層(レイヤ5)で定義されている層で、その役割はコネクションの確立から切断までの通信の一連の手順を管理(セッションの管理)することです。

セッション層は、上位層であるプレゼンテーション層(レイヤ6)からのサービス要求に応じ、下位層であるトランスポート層(レイヤ4)に対してサービス要求を行います。

ただし、近年ではセッション層のプロトコルが使われる場面は少なくなっており、実際はほとんど使用されていません。

TCP/IP 4階層モデルでのセッション層

TCP/IP(Transmission Control Protoco)(別名:インターネット・プロトコル・スイート)では、セッション層は定義されていません。

OSI参照モデルの「アプリケーション層」と「プレゼンテーション層」そして「セッション層」は、TCP/IPの4階層モデルではアプリケーション層として定義されています。

TCP/IPの4階層モデルでは個々のアプリケーションが必要に応じてセッションの管理をしているため、OSI参照モデルのような標準化された機能階層としてのセッション管理は提供されていません。

OSI参照モデル 各層の役割

層(レイヤ) 名称 説明
7層(L7) アプリケーション層 利用者が使うアプリケーションが通信できるようにするため約束事を定義
6層(L6) プレゼンテーション層 通信を行う上でのデータや画像などのデータ形式の約束事を定義
5層(L5) セッション層 通信を確立(開始・終了)するための約束事を定義
4層(L4) トランスポート層 通信する際の信頼性についての約束事を定義
3層(L3) ネットワーク層 データを目的地まで届けるための約束事を定義
2層(L2) データリンク層 隣接する機器間でデータの送受信を行うための約束事を定義
1層(L1) 物理層 電気信号などに変換するための約束事を定義

よろしければ記事の評価をお願いします

© 2020 ITを分かりやすく解説