SATA(シリアルATA)
SATAとは
SATA(Serial ATA:シリアルATA)とは、コンピュータにハードディスクやSSD、DVDドライブなどの光学ドライブを接続するためのインタフェースの規格のことです。
※インタフェースは2つの物を繋げるための接続部分をあらわす言葉で、SATAはコンピュータとハードディスクなどのストレージ機器を接続する際に使用するコネクタ(ケーブル)の規格です。
旧規格であるパラレル方式のATA(パラレルATA)を、シリアル方式にしたのがSATA(シリアルATA)です。
シリアルとパラレルの説明はこちら
SATAの規格
SATA(シリアルATA)には次のような規格があります。
年度 | 規格 | 伝送速度(実効転送速度) |
2003年 | SATA1 | 1.5Gbps(150MB/s) |
2004年 | SATA2 | 3Gbps(300MB/s) |
2009年 | SATA3 | 6Gbps(600MB/s) |
SATAとSASの違い
同じシリアル方式でハードディスクなどのストレージ機器を接続する規格にSAS(Serial Attached SCSI)があります。
SAS(サス)はSATA(シリアルエーティーエー)の上位互換となっており、SASコントローラにSATA接続のストレージを繋いで利用することができます。(SATAコントローラにSASドライブを繋ぐことはできない)
SATAは一般的なコンピュータ製品に、SASは主にサーバ向けのコンピュータ製品に用いられています。
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