管理人

SEとして働く管理人「まつ」がつぶやく個人運営サイトになります。 ITの難しい用語や、仕事で感じた事などを中心に"わかりやすさ"を意識して記事にしています。少しでも共感や参考にしていただける人がいたら嬉しいです。

2022/12/25

DCL(データ制御言語)とは

データ制御言語(DCL) DCL(Data Control Language)とは、データ制御言語と呼ばれるSQLの命令のことです。 主なデータ制御言語は次の通り。 データ制御言語 説明 GRANT テーブルに対する権限を与える REVOKE テーブルに対する権限を取り消す データベースのテーブルに対する権限を与える「GRANT」、権限を取り消す「REVOKE」などのデータ制御言語のことを「DCL」といいます。 「GRANT」または「REVOKE」で設定できる主な権限には次のようなものがあります。※付与で ...

2022/12/25

DML(データ操作言語)とは

データ操作言語(DML) DML(Data Manipulation Language)とは、データ操作言語と呼ばれるSQLの命令のことです。 主なデータ操作言語は次の通り。 データ操作言語 説明 SELECT テーブルからレコードを抽出する INSERT テーブルにレコードを新規登録する UPDATE テーブルのレコードを更新する DELETE テーブルのレコードを削除する データベースのテーブルにレコードを新規登録する「INSERT」文、更新する「UPDATE」文、削除する「DELETE」文、そして、 ...

2022/12/25

DDL(データ定義言語)とは

データ定義言語(DDL) DDLとは DDL(Data Definition Language)とは、データ定義言語と呼ばれるSQLの命令のことです。 主なデータ定義言語は次の通り。 データ定義言語 説明 CREATE 新しいテーブルやビューなどのデータベースオブジェクトを作成する DROP 既存のデータベースオブジェクトを削除する ALTER 既存のテーブルベースオブジェクトを変更する TRUNCATE テーブルを再作成する(テーブル内のデータを全削除する) データベースに新規テーブルを作成する「CRE ...

2024/5/29

【MySQL】一意制約(UNIQUE)を作成・削除する

一意制約(UNIQUE)の作成 一意制約(英:UNIQUE、ユニーク制約)は、「ALTER TABLE」で作成できます。 一意制約(UNIQUE)の作成例 以下は「ALTER TABLE」を使い「sample」テーブルの「name」に一意制約(UNIQUE)を追加する例です。 ■一意制約(UNIQUE)作成前 > SHOW CREATE TABLE sample; CREATE TABLE `sample` ( `id` int NOT NULL, `address` varchar(255) DE ...

2024/5/31

【SQL】プライマリキー(PRIMARY KEY)の追加・削除

プライマリキーの追加 プライマリキー(英:PRIMARY KEY、略:PK)は、「CREATE TABLE」でテーブルを作成するときに追加できます。また「ALTER TABLE」で後から追加することも可能です。 ※「CREATE TABLE」でプライマリーキーを追加する例は「こちら」の記事をご覧ください。 「ALTER TABLE」でプライマリキーを追加する基本構文は次の通り。 ALTER TABLEでプライマリキーを追加する 以下は「ALTER TABLE」を使い「sample」テーブルにプライマリキー ...

2024/11/10

【SQL】インデックス(INDEX)を作成・削除する

インデックス(INDEX)を作成する SQLの「CREATE  INDEX」または「ALTER  TABLE」を使うことで、データベースのテーブルにインデックス(INDEX)を付与することができます。 「CREATE INDEX」でインデックスを作成する ■CREATE INDEXの実行例 ※MySQLの例 CREATE INDEX idx_sample ON sample (id, age); ■INDEXの確認 > SHOW INDEX FROM sample; +----- ...

2024/5/27

【SQL】ALTER TABLEでカラムの追加・変更・削除

ALTER TABLEの基本構文 SQLの「ALTER TABLE」を使うことで、テーブルのカラム追加・変更・削除できます。 本記事では「ALTER TABLE」を用いてテーブルのカラム追加・変更・削除する方法について解説しています。 ALTER TABLEの書き方 カラム追加(ALTER TABLE ADD) ■「sample」テーブルにカラム「address」を追加 ALTER TABLE sample ADD COLUMN address VARCHAR(200); ■「sample」テーブルに複数 ...

2022/10/31

【SQL】DROP TABLEの使い方(テーブルの削除)

DROP TABLEの基本構文 データベースのテーブルはSQLの「DROP TABLE」で削除します。 本記事では「DROP TABLE」を用いてデータベースのテーブルを削除する方法について解説しています。 DROP TABLEの書き方 【例1】テーブルを削除する テーブルは「DROP TABLE」で削除します。 次の例では「sample」テーブルを削除しています。 ■テーブル削除前 ■DROP TABLEの実行例1 > DROP TABLE sample; Query OK, 0 rows aff ...

2024/5/29

【SQL】CREATE TABLEの使い方(テーブルの作成)

CREATE TABLEの基本構文 SQLの「CREATE TABLE」を使うことで、データベースにテーブルを作成できます。 本記事では「CREATE TABLE」を用いてデータベースに新規テーブルを作成する方法について解説しています。 CREATE TABLEの書き方 【例1】テーブル作成 プライマリキー付き 以下は「sample」テーブルを作成する例です。 [sampleテーブル] カラム名データ型NULL許容その他idINTしないPRIMARY KEYnameVARCHAR(45)する ■CREAT ...

2024/5/27

【SQL】TRUNCATEの使い方(テーブル再作成)

TRUNCATEの基本構文 SQLのTRUNCATE文を使うことで、テーブルを再作成(テーブルごと削除してから再作成)できます。 本記事では、TRUNCATE 文を用いてテーブルを再作成する方法について解説しています。 TRUNCATE文の書き方 テーブルを再作成する それでは、TRUNCATE文を用いてテーブルを再作成します。次の例では「item」テーブルを「TRUNCATE」を用いて再作成しています。 ■TRUNCATE実施前 > SELECT * FROM item; +----+------ ...

2024/10/20

【SQL】DELETE文の書き方(レコードの削除)

DELETE文の基本構文 SQLのDELETE文を使えば、テーブルのレコード(1行分のデータ)を削除できます。 本記事では、DELETE文を用いてテーブルのレコードを削除する方法について解説します。 DELETE文の書き方 条件を指定してテーブルのレコードを削除する それでは、DELETE文を用いて「item」テーブルの指定したレコードを削除します。 今回の例では、「id = 5」のレコードを削除しています。 ■削除前の「item」テーブル > SELECT * FROM item; +----+- ...

2024/5/29

【SQL】UPDATE文の書き方(レコードの更新)

【SQL】UPDATE文の基本構文 SQLのUPDATE文を使うことで、データベースのテーブルのレコードを更新できます。 本記事では、SQLのUPDATE文を用いてテーブルのレコードを更新する方法について解説しています。 UPDATE文の書き方 テーブルのレコードを更新する それでは、UPDATE文を用いて「item」テーブルのレコードを更新します。 ■更新前の「item」テーブル > SELECT * FROM item; +----+-------+-------+----------+ | i ...

2024/5/31

【SQL】INSERT文の書き方(レコードの追加)

INSERT文の基本構文 SQLのINSERT文を使うことで、データベースのテーブルにレコードを追加できます。 本記事では、INSERT文を用いてテーブルにレコードを追加する方法について解説しています。 INSERT文の書き方 テーブルにレコードを追加する(列名指定) それでは、INSERT文を用いて「item」テーブルにレコードを追加します。 ■データ登録前 > SELECT * FROM item; +----+-------+-------+----------+ | id | name | ...

2024/5/13

【SQL】カラムに別名をつける(AS句)

【SQL】AS句の使い方(別名) SQLのAS句を使えば、SELECT文で抽出したカラムに別名をつけることができます。 本記事では、AS句を使用し抽出したカラムに別名をつける方法について解説しています。 また「itemテーブル」には、次のようなデータが格納されていることを前提としています。 【itemテーブル】 id ※PKnamepricecategory1商品A1980書籍2商品B4980家具3商品C7200家具4商品D500書籍5商品E980書籍 AS句の使用例 以下の例では、AS句を使わずに「it ...

2024/5/13

【SQL】GROUP BY句の使い方(グループ化)

集合関数 SQLには次のような集合関数が用意されています。 関数説明MAX(列名)その列の最大値を求めるMIN(列名)その列の最小値を求めるAVG(列名)その列の平均値を求めるSUM(列名)その列の合計を求めるCOUNT(*)行数を求める GROUP BY句を使用することで、同じ値同士のデータをグループ化、そして集合関数を使いグループごとに集計できます。 本記事では、GROUP BY句を使用したグループ化、そして集合関数を使った集計のやり方について解説しています。 また「itemテーブル」には、次のような ...

2024/5/13

【SQL】UNION、UNION ALLの使い方

検索結果を統合(和集合)する 複数の検索結果を統合し、1つの結果にするには「UNION」または「UNION ALL」を使用します。 「UNION」は次の図のように和集合を求める構文です。(Aの取得結果とBの取得結果を統合) 「UNION」と「UNION ALL」の違いは、重複を含めるかどうかです。 本記事では、「UNION」の使い方について解説していきます。 また、次のようなデータが格納されていることを前提としています。 【playerテーブル】※選手の情報を管理 ID (id) ※PK名前 (name) ...

2022/10/31

【SQL】NULLの取り扱い方(IS NULL)

【SQL】NULLの取り扱い方 NULLの判定には「IS NULL」や「IS NOT NULL」を使用します。本記事では、NULLの取り扱い方について解説しています。 また「itemテーブル」には、次のようなデータが格納されていることを前提としています。 【itemテーブル】 ID (id) ※PK 商品名 (name) 価格 (price) カテゴリ (category) 1 商品A 1980 本 2 商品B 4980 家具 3 商品C 7200 家具 4 商品D 500 NULL NULLを判定する( ...

2024/6/12

【SQL】SELECT SUMの使い方(合計を求める)

【SQL】指定列の合計を求める SQLのSUM関数を使うことで、その列の合計を求められます。 本記事では、SUM関数を使用した合計値を求め方について解説していきます。 また「itemテーブル」には、次のようなデータが格納されていることを前提としています。 【itemテーブル】 ID (id) ※PK商品名 (name)価格 (price)カテゴリ (category)1商品A1980本2商品B4980家具3商品C7200家具4商品D500本 合計値(SUM)の求め方 「SELECT  SUM(列名)」で、 ...

2024/5/29

【SQL】SELECT AVGの使い方(平均値)

【SQL】指定列の平均値を求める SQLのAVG関数を使うことで、その列の平均値を求められます。 本記事では、AVG関数を使用した平均値を求め方について解説していきます。 また「userテーブル」には、次のようなデータが格納されていることを前提としています。 【userテーブル】 ID (id) ※PK名前 (name)住所 (address)年齢 (age)部署ID (department_id)1001鈴木一郎東京都4411002佐藤次郎埼玉県3211003田中三郎千葉県2421004伊藤四郎東京都2 ...

2024/6/12

【SQL】SELECT MINの使い方(最小値)

SELECT MIN(最小値)の基本構文 SQLのMIN関数を使うことで、その列の最小値を取得できます。 本記事では、MIN関数を使用した最小値を取得する方法を解説していきます。 また「userテーブル」には、次のようなデータが格納されていることを前提としています。 【userテーブル】 ID (id) ※PK名前 (name)住所 (address)年齢 (age)部署ID (department_id)1001鈴木一郎東京都4411002佐藤次郎埼玉県3211003田中三郎千葉県2421004伊藤四郎 ...