WAN(ワイドエリアネットワーク)
WANとは
WAN(Wide Area Network:ワイドエリアネットワーク)とは、LANとLANを繋いだ広い範囲のネットワークのことです。
WANはLAN(ローカルエリアネットワーク)の利用者が、ISP(インターネットサービスプロバイダ)と契約することで利用できます。
例えば、一般家庭の例ではISP(インターネットサービスプロバイダ)と契約することで、コンピュータはブロードバンドルータ(デフォルトゲートウェイ)を経由してインターネットに接続します。
この時、「コンピュータ-ブロードバンドルータ間」のネットワークがLAN(ローカルエリアネットワーク)、「ブロードバンドルータ-インターネット間」のネットワークがWAN(ワイドエリアネットワーク)です。
ポイント
LAN:社内や家庭で構成された一定範囲のネットワーク
WAN:LANとLANを繋いだ広い範囲のネットワーク
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WANのイメージ例
それでは、もう少し全体像でWAN(ワイドエリアネットワーク)をイメージしてみます。
上記図は、一般的な「家庭LAN」と「社内LAN」のイメージ例です。
「家庭LAN」「社内LAN」共に ルータ(レイヤ3スイッチ)と呼ばれるネットワーク機器が設置されており、そのルータに各コンピュータが接続されています。
この家庭や社内で構成されているネットワークがLAN(ローカルエリアネットワーク)、そして家庭や社内で構成されたLANから見て、外部のネットワークがWAN(ワイドエリアネットワーク)です。
このように、LANは社内や家庭で構築された一定範囲のネットワークであり、このLANとLANを繋いで構成された広い範囲のネットワークのことをWANと呼びます。