拡張スロット
拡張スロット(英:extension slot)とは、コンピュータの機能を拡張する「拡張カード」を差し込むための差し込み口(長細い接続端子)のことです。
コンピュータの内部には、マザーボードという様々な部品が取り付けられている基盤が入っており、この基盤には拡張カードを差し込むための差し込み口があります。この拡張カードを差し込むための細長い接続端子のことを拡張スロットといいます。
拡張スロットのコネクタの形状にはいくつかの規格があります。
1988年に策定されたISAバスが事実上の標準だったが、その後1992年に策定されたPCIバスが標準的な拡張スロットの規格となり、現在では(2005年頃~)PCIバスの後続規格であるPCI Express(PCIe)が拡張スロットの標準的な規格として広く普及しています。
昔は必要に応じて拡張カードを追加していましたが、近年では、主な機能(特にサウンドやネットワーク)が一通り内蔵されていることがほとんどとなり、特殊な機能やより高度な性能を求める際に拡張カードを追加することが多くなっています。
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