Webサーバ(ウェブサーバ)
Webサーバとは
サービスや機能を提供するコンピュータのことを「サーバ」といい、Web上でサービスや機能を提供するサーバのことを「Webサーバ」といいます。
一般的によく利用されている「クライアント・サーバシステム」のネットワークでは、サービスや機能を提供するサーバ(server)と、そのサービスや機能を利用するクライアント(client)に分かれています。
私たちが日頃、利用しているインターネット上で公開されているブログやWebサイトは、Webサーバが管理しています。
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利用者のコンピュータ(クライアント)からWebサーバに対し、Webサイトを閲覧するための要求(リクエスト)を行い、その要求に対してWebサーバが応答(レスポンス)することでWebサイトやブログを閲覧することができます。
HTTPとは
利用者のコンピュータ(クライアント)とWebサーバ間の通信は、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)と呼ばれる通信プロトコルを使用します。
HTTPの通信は、利用者のコンピュータ(クライアント)から開始します。クライアントからHTTP リクエストを送り、WebサーバがクライアントにHTTP レスポンスを返す仕組みです。
上記はHTTPを利用した「http://×××.co.jp」のサイトを閲覧する際のイメージ例です。
クライアントはWebブラウザからWebサーバにHTTPリクエストを送信します。そして、Webサーバは「http://×××.co.jp」のサイト内容をクライアントに返却します。
このように、インターネット上にある様々なWebサイトが閲覧できるのは、HTTPという通信プロトコルにより実現しています。
HTTPSとは
HTTP通信は、通信内容が暗号化されていません。仮に通信内容を盗聴された場合、通信内容が丸見えです。クレジットカードやパスワードのような大切な情報が漏洩する危険性があるのです。
そこで、HTTP通信の内容を暗号化するのが「HTTPS」(Hypertext Transfer Protocol Secure)です。
HTTPSを使い通信内容を暗号化することで、仮に第三者に通信内容を盗聴されても、暗号化されているため、第三者が通信内容を解読することは困難です。
HTTPS自体は単体の通信プロトコルではなくSSL/TLSによって提供されるセキュア(安全)な接続の上でHTTP通信を行うことを「HTTPS」と呼んでいます。