システム開発

リプレースとは

リプレース(リプレイス)

リプレースとは

リプレース(replace)とは、交換、置換などの意味を持つ英単語であり、古くなったシステムや破損したシステムを新しいものに置き換えることをいいます。

リプレース

似たような言葉に「マイグレーション」があります。マイグレーションは移行、移動などの意味を持つ英単語であり、既存のシステムやソフトウェアなどを新しいプラットフォームやシステムに移行することです。

リプレースとマイグレーションの違いは、既存のシステムやソフトウェアを新しいプラットフォームやシステムに移行するマイグレーションとは違い、リプレースはOSやプラットフォームなどの基盤となる部分までは変更せず、同等以上の機能を持った別のものに入れ替えるという点です。

ポイント

  • 既存システムを似た環境に置き換えるのがリプレース
  • 既存システムを別の環境に移行するのがマイグレーション

なぜリプレースが必要なの?

ITの進歩は早くシステムやソフトウェアは、あっという間に古くなってしまいます。そして、古くなったことにより故障や破損といった問題が生じすることもあります。

また、以前は問題なかったことが時代の経過と共に問題となり、改修が必要になることがあります。(例えば、セキュリティ面やデータ量が膨大になり動作が不安定になるなど)

このような問題を解決するために、リプレースを行います。リプレースは古くなったシステムやソフトウェアの問題点を解消することを目的として実施します。

リプレースは部分的に入れ替える場合と、全体を新しくする場合があります。

既存システムの抱えている問題が一部分であればその部分だけをリプレースすればよいですが、全面的に問題がある場合は、全面的なリプレースが必要です。

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