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バイナリデータ(binary data)
バイナリデータとは?テキストデータとの違い
バイナリデータ(binary data)とは、コンピュータが理解しやすいデータ(2進数で表現されたデータ)であり、テキストデータ以外のデータのことです。
バイナリデータは、コンピュータが直接的に処理することができるようになっているため、人が読んでも理解することができません。それに対してテキストデータは、人が理解できる内容のデータです。
上記図は、バイナリデータ と テキストデータのイメージ図です。
ポイント
バイナリデータ:コンピュータが理解しやすいデータ
テキストデータ:人が理解しやすいデータ
バイナリデータって具体的にどんなファイル?
バイナリデータは、画像ファイルや音声ファイル、動画ファイル、圧縮ファイルなど、コンピュータが扱えるファイルは、すべてバイナリデータです。
一般的に テキストデータ以外のデータは、すべて バイナリデータと言われているが、厳密にはテキストデータもバイナリデータの一種です。(テキストデータも元は2進数であり、コンピュータが取り扱うことができるデータ)
コンピュータが扱えるすべてのデータ(テキストデータも含む)は バイナリデータだが、データの種類を区別する便宜上、テキストデータとバイナリデータに分けて表現しています。
バイナリデータの内容はどうやって確認・編集するの?
Windowsのメモ帳を開き、バイナリデータである画像ファイルや音声ファイルをメモ帳にドラッグ&ドロップすれば、バイナリデータを表示させることができます。ただ、文字化けして表示されるため、内容を理解することは困難です。
※バイナリデータはコンピュータが理解しやすいデータのため、そもそも文字に変換することを想定していません。そのため、テキストエディタなどで開こうとすると文字化けします。
また、バイナリエディタを用いることで、バイナリデータの内容を16進数で表示させ、編集することができます。
まとめ
本記事では、バイナリデータについて、そして テキストデータとの違いについて紹介しました。
データの種類 | ファイル | 編集ソフト | 説明 |
テキストデータ | テキストファイル | テキストエディタ | 人が理解しやすいデータ |
バイナリデータ | バイナリファイル(画像ファイル、音声ファイル、動画ファイル、圧縮ファイルなど) | バイナリエディタ | コンピュータが理解しやすいデータ、そして テキストデータ以外のデータ。 |