転職

20代未経験からIT業界への転職を成功させる方法

20代未経験でもIT業界に転職できる

AI(人工知能)やIoT(モノのインターネット)が当たり前の時代になり、IT技術は私たちの生活に欠かせないものになっています。

そのため、IT技術者の需要は高くITエンジニアは不足していると言われており、未経験者歓迎の求人も少なくありません。ただし、未経験でIT業界へ転職する際の難易度は年齢が大きく関係します。

20~25歳は転職しやすい

新卒入社して、3年以内に転職するのであれば「第二新卒」として扱われます。

IT業界に限らず他の業界でも「第二新卒」の需要は高く「第二新卒」を歓迎している求人も多く存在しています。

その理由は、企業が若手の将来性を重視したポテンシャル採用をしていることが多く、未経験者でも転職しやすい時期です。

26~29歳になると未経験可の求人が減ってくる

20代前半は「第二新卒」として扱われるため転職しやすい年齢でしたが、年齢を重ねるごとに未経験での転職は難しくなっていきます。

20代前半は「将来性」を重視しているため、未経験可の求人が多く存在していますが、20代後半になると企業は「将来性」だけではなく、社会人経験ITのスキルを重視するなるため、未経験可の求人は少なくなります。

IT業界の主な職種

IT業界にはさまざまな職種があります。代表的な職種は次のとおりです。

職種 説明
営業職 自社製品の販売や新しい顧客の獲得など、コミュニケーション力と交渉力が身につく仕事。
技術職 システムの開発を行う仕事で、プログラミング言語を使った開発技術が身につく仕事。
事務職 ITエンジニアをサポートする仕事。一般的な事務処理も行う。

営業職

自社で製品を扱っている企業であれば自社製品やサービスの販売、SIer(システムインテグレーター)や下請け会社であれば、新規顧客や案件の獲得要員の提案などを行うのが営業の仕事です。

顧客(クライアント)とITエンジニアの間に入って両者をつなぐ役割を行うことが多く、コミュニケーション力を必要とするのが特徴です。

未経験からチャレンジしやすい職種といわれており、「開発よりも人と話す仕事がしたい」という方に向いている職種です。

将来的に専門性の高い「ITコンサルタント」に就いたり、独立したりなどのキャリアアップを目指せるのも魅力です。

技術職

プログラミング言語を使ってシステムやソフトウェアを開発するのが技術職の仕事です。

主に次のような職種があります。

職種 説明
プログラマ システムエンジニアなどが作った設計に基づき、プログラミング言語を用いてさまざまなシステムやソフトウェアを作るのがプログラマの仕事。
システムエンジニア 顧客(クライアント)の要望に基づきシステムとして成り立つように設計するのがシステムエンジニアの仕事。プログラマとして現場経験を積んでからシステムエンジニアにステップアップすることが多い。
組み込みエンジニア 家電製品や自動車、医療機器などのハードウェア上で動作するソフトウェアを開発するのが組み込みエンジニアの仕事。
ネットワークエンジニア システムが利用できるようにネットワーク環境を整えるのがネットワークエンジニアの仕事。
Webデザイナー 企業や個人から依頼されたWebサイトのデザインを制作するのがWebデザイナーの仕事。

事務職

主にITエンジニアのサポートをするのが事務の仕事です。

IT事務の仕事は、他業界の事務職と比較して、IT関連の業務が多いという特徴があります。

例えば、社員が使用するPCの発注から準備、PCの初期設定、ソフトウェアのインストールなども事務の仕事のひとつです。

その他にも来客・電話対応、ExcelやWordを使った書類作成などの一般的な事務業務もあります。

20代未経験がIT業界へ転職する際の注意点

未経験でも20代であれば、IT業界への転職は比較的しやすく、転職に成功している人もたくさんいます。

ただ転職を成功させるためにはいくつか準備をしておかなければなりません。

最低限のIT知識は必要

未経験でもIT企業への転職は可能ですが、IT知識がまったくない場合は転職失敗に繋がりやすいです。

IT業界への転職では、面接でITに関する意見を問われるのは明確です。そのときに全く答えられなかったり、見当違いな発言などをすると、面接がうまくいかず不採用になるケースがあります。

私は現在、中小企業で技術職の課長ですが、新人採用の面接も担当しています。面接では「ITに関する知識がどのくらいあるのか」を確認する質問や「社会人になってどんなことをやりたいか」などの質問をします。(就活する上でIT業界についてリサーチできているかを確認している)

そのとき、準備ができている学生は、自分の意見をしっかりと発言します。準備ができていない学生は、"なんとなく就活している"と感じるような発言をする人が多いです。

未経験であっても、ある程度のIT知識を習得しておくことは大切です。

転職を決めたら早めに行動する

経験者であれば、しっかりと検討した上で転職活動を行うことができますが、未経験の場合は、年齢を重ねるごとに転職の難易度が上がります。

20代の場合は、将来性を重視するポテンシャル採用で未経験者歓迎の求人も少なくありません。しかし、30代未経験になると転職難易度は上がります。

そのため、未経験でIT業界に転職を考えているのであれば、早めに転職活動を始めることをおすすめします。

すぐに転職できない場合は、資格を取得する

未経験でIT業界に転職を考えているが、仕事の都合上すぐには転職できない場合、その期間に資格を取得しておくと、いざ転職活動を開始したとき有利に働きます。

未経験からIT業界を狙う場合、面接のときにITスキル習得に向けて勉強している姿勢を見せるのは有効で、特に資格を取得しているほうが有利だといえます。

資格の勉強をとおしてITの知識を身につけておくと、専門用語や基礎知識の理解など、転職後の業務でも役立つ場面があります。具体的には、以下のような資格の取得がおすすめです。

IT業界への転職に役立つ資格

  • ITパスポート
  • 基本情報技術者

どちらもIT力を証明する国家試験です。

ITパスポートは共通的な知識、基本情報技術者は高度IT人材になるための基本的な知識を身につけることができます。(基本情報技術者の方が難易度は高い)

どちらもIT業界未経験でも取得可能な資格であるため、IT業界への転職を考えているのであれば、ぜひ検討してみましょう。

20代未経験からIT業界へ転職する方法

IT業界へ転職する方法には、主に次の3パターンがあります。

  • 転職サイトを利用する
  • 転職エージェントを利用する
  • 企業のホームページから直接応募する

未経験でIT業界へ転職する場合は「転職エージェント」か「転職サイト」を利用することをお勧めします。

転職サイト

転職サイトとは、転職サイトが掲載している求人の中から自分が好きな企業を選んで応募できるサービスです。

転職サイトを利用するメリットは、自身が望む求人をいつでも自由に検索し応募できるところです。転職活動を自分のペースで進めたい人におすすめです。

有名な転職サイトは次のとおりです。

転職サイト 説明
リクナビNEXT 国内最大級の求人サイトであるリクナビNEXT。圧倒的な知名度と会員数を誇り、多くの転職者がリクナビNEXTを利用している。

転職エージェント

転職エージェントとは、転職のプロが書類選考や面接のアドバイス、転職後のアフターフォローなどをしてくれるサービスです。

転職エージェントを利用するメリットは、転職者の適性や経験に合った企業を紹介してくれるところです。

ただ転職エージェントは登録すると電話やメールでの連絡が沢山きます。自分のペースで進めたい人やそっとしておいてほしい人にとっては「めんどくさい」と感じるかもしれませんが、転職活動を誰かに相談しながら進めたい人にはおすすめです。

有名な転職エージェントは次のとおりです。

転職エージェント 説明
doda(デューダ) 転職エージェントとして有名なdoda。総合型転職エージェントでありながら、ITエンジニア転職に強いのが特徴。
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