ローカルとリモートの違い
IT業界でエンジニアとして働いていると、よく耳にする言葉である「ローカル」と「リモート」、エンジニア同士では当たり前のように使っている言葉ですが、「ローカル」と「リモート」の違いがわからなくてインターネットで調べたことがある人も多いのではないでしょうか。
本記事では、「ローカル」と「リモート」の違いについて解説しています。
簡易説明
- 自分側にあるものを「ローカル〇〇」
- 離れた場所にあり自分側にないものを「リモート○○」
ローカルとは
ローカルとは、一定の地方、地域、またそこに限られた特有の物や状態を表す言葉であり、ITの分野では自分側にあるものを指す言葉です。
例えば、ローカルコンピュータ(ローカルマシン)は、自分の手元にあって直接操作できるコンピュータのことです。
その他にも手元のコンピュータが接続されているネットワークを「ローカルネットワーク」、手元のコンピュータに直接繋がれた記憶装置を「ローカルストレージ」などと呼び、自分側にあるものを「ローカル○○」といいます。
リモートとは
リモートとは、遠隔(離れた場所にある)を意味する言葉であり、ITの分野では離れた場所にあり自分側にないものを指す言葉です。ローカルとは対義語です。
例えば、自分の手元にあって直接操作できるコンピュータをローカルコンピュータ(ローカルマシン)と呼ぶのに対し、離れた場所にありネットワークを通じて操作するコンピュータをリモートコンピュータ(リモートマシン)といいます。
その他にもコンピュータから離れた場所にあり通信ネットワークを通じてアクセスする記憶装置を「リモートストレージ」、離れた場所にいる人と通信ネットワークを通じてオンラインで会議することを「リモート会議」「リモートミーティング」などと呼び、離れた場所にあり自分側にないものを「リモート○○」といいます。