マッシュアップ(Mashup)
マッシュアップとは
マッシュアップ(Mashup)とは、複数のサービスを組み合わせて新しいサービスを作る手法のことです。
音楽では、複数の曲を重ねて一つの楽曲に仕立てる制作手法のことをマッシュアップといいます。
下記の図は、マッシュアップの例です。「地図サービス」と「音声サービス」を使い、新しいサービスを作っています。
外部のサービスから利用できるように「Web API」を提供・公開している事業は沢山あります。代表的な例では「地図サービス」などがあげられます。
この外部から利用できるよう提供されている「Web API」を使用して(独自に実装するのではなく、既に作られている物を使用する)、新しいシステムを作る手法のことをマッシュアップといいます。
マッシュアップでは、外部の「Web API」を利用するため、開発にかかる手間が少なく、そして アイデアがあれば手軽に始められるメリットがあります。
ただし、機能が外部の「Web API」に依存しているので、「Web API」側のサービス自体が停止、または変更(バージョン変更等)などが行われた場合、大きな影響を受ける可能性があります。
マッシュアップの利用例
マッシュアップの代表的な例では、「地図サービス」があげられます。「地図サービス」を利用したサービスは様々なシーンで利用されています。
例えば、「地図サービス」と飲食店のデータベースを組み合わせることで、飲食店の混み具合を表示するサービスや、利用者が求めている飲食店を検索してくれるサービスなどがあります。
その他にも「音声認識サービス」では、利用者の音声を認識することで、普段手作業で行っていたことをスマートフォンや音声認識デバイスに話しかけるだけで実施してくれるサービスなども提供されています。
helpful
この記事は役に立ちましたか?