シングルスレッド
シングルスレッドとは
シングルスレッドとは、コンピュータプログラムを実行する際に、1つのスレッドで処理を順番に進行することです。
コンピュータプログラムは、基本的に分岐やループがあっても、プログラム全体は1つの流れになっており、このような一連のプログラムの流れを実行する実行単位を「スレッド」といいます。
ある処理を単一のスレッドのみを用いて動作させる手法を「シングルスレッド」、複数のスレッドを同時に動作させる手法を「マルチスレッド」といいます。
「マルチスレッド」と「シングルスレッド」は対義語です。
マルチスレッドとの違い
1つのスレッドで動作するシングルスレッドに対し、マルチスレッドは複数のスレッドを同時に動かし、複数の処理の流れを並行して進行できます。
マルチスレッド環境は、プログラムの開始時にはメインとなるスレッドが動作し、必要に応じてその他の処理をするスレッドを作り、並行して処理を実行します。
まとめ
- シングルスレッド:1つのスレッドで順番に処理する
- マルチスレッド:複数のスレッドで並行して処理する
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