SEとして働くには持っておきたい資格である「応用情報技術者試験」
私も2度目で無事合格しました。(実際は試験受けずに諦めたこと過去2度、そう考えると4度目の挑戦です。)
スポンサーリンク
目次
応用情報技術者試験とは?
IPA 独立行政法人が管理している国家資格。IPA 独立行政法人には以下のように定義されています。
高度IT人材となるために必要な応用的知識・技能をもち、高度IT人材としての方向性を確立した者
レベルとしては3段階ある情報処理技術者の中間に位置づけ。
基本「基本情報技術者」 → 応用「応用情報技術者」 → 高度「スペシャリスト」
とにかく難しい!!
IT業界の知識が十分にあれば、そんなに難しくないのかもしれませんが、私は難しかったです。しかも午後問題は長文問題なので、国語能力も問われます。
対策が重要
応用情報技術者試験は本当に難しいです。ただしっかり対策すれば合格はできます。
IT業界の知識が乏しい私でも合格できたので、対策さえしっかりすれば合格はできます!!
応用情報技術者試験 試験対策
自分の知識レベルを知る
まずはこの本で自分の知識レベルを把握することをお勧めします。
応用情報技術者試験の参考書の中で一番、評判の良い本です。
この本を読んでみて、ある程度内容が分かる人はこの本で勉強するのがいいと思います。
しかし!!私はよく分かりませんでした。過去2回、この本で試験対策を始めましたが、
本を読んでいても理解できないことが多々あったので、その都度WEBで検索しながらの学習。
時間が凄くかかってしまい、途中で挫折しました。
難しい人は簡単な参考書を使う!!
私が実際に使用した参考書です。とにかく分かりやすく解説していてスラスラ読めます。
ただこの本を読んだ後に、過去問を解いてみるとまったく分からず...
でも挫折することなく、読み終えることができました。(これが重要!!)
過去問対策が合格の鍵
応用情報技術者試験の午前問題は80問です。
そのうち60%以上が合格のラインとなります。(48問正解すれば合格)
ここが最重要なポイントになるのですが、
応用情報技術者試験は過去問と同じ問題が約40%出題されます!!
まったく同じ問題が40%出題されるのです。
スポンサーリンク
仮に30問が過去問と同じ場合、新規の問題は50問です。
合格ラインが60%なので、過去問さえ覚えてしまえば50問中18問だけ正解すれば(過去問の30問は全て正解)合格できるのです。
しかも午前中は4択の選択問題です。50問中18問くらい運がよければ知識がなくても合格は可能な数字です。
過去問ベースで試験対策をおこなう
「応用情報技術者試験ドットコム」というサイトに過去問があります。こちらのサイトで試験対策をすることをお勧めします。このサイトには感謝しきれないくらいお世話になりました。
とにかく過去問を解き始めます。しかーし...はい、まったくわかりません(私の場合ですが)
ただどこかで聞いたことがあるなーという気持ちになります。
それはこの本で読んだからです。そうここでこの本が役に立ちます。辞書代わりに使えるのです。
分からないことをWEBで調べていると時間がかかります。しかし、この本があればすぐに調べられます。ただ、この本は親切すぎて応用情報の範囲を全て網羅できていません。
過去問にあった単語をこの本で調べようとしても、書いてないことがたまにあります。
そういう場合は、「応用情報技術者試験ドットコム」にある解説を読みましょう。それを読んでも分からない場合は、理解するのは諦めて問題を暗記することをお勧めします。
覚える過去問は5年分くらいが妥当
覚える過去問は5年分くらいが妥当だと考えています。5年分は厳しいという人は3年分くらいでも良いと思います。5年分くらい暗記しておけば、過去問分はほぼ全て正解できます。
また直近の2回分はでないことが判明しています。(2018年の時点、今後変わる可能性はあります)
例えば2018年の春試験を受ける場合、2017年の春と秋の試験から同じ問題は出ません。
合格の鍵は過去問!!とにかく過去問を覚えましょう!!!
午後問題対策
午後問題の対策は...はっきりいって特にないです。
なぜなら問題が毎年変わるからです。
ただまったく対策しないと痛い目にあいます。なぜなら午後問題は長文問題だからです。
とにかく長いです。試験時間は2時間30分で計5問解く必要があり、1問にかけられる時間は30分しかありません。30分あれば余裕と感じるかもしれませんが、結構ぎりぎりです。私は2度試験を受けていますが、どちらも時間ぎりぎりで終わりました。
午後問題の対策は下記の対策本がお勧めです。私もこれで対策しました。
とくかく長文問題に慣れることです。そして午後問題は国語の能力も必要です。
文章の中に答えが書かれていることもあるので、慣れが必要です。
午後問題の対策はとにかく長文問題に慣れること!!
スポンサーリンク
私が経験した失敗談
私は過去2度、応用情報技術者試験を受験しています。
1度目は、過去問を暗記していたため、午前は問題なく合格。
しかし午後問題である事に失敗。その失敗が原因で、午後は7点足りずに不合格となってしまいました。
応用情報技術者試験の午後問題は1問の必須で残りの4つを選択します。
私が犯した失敗は4つの選択問題のどれを選択するか決めていたことです。
私が選択した問題は「システムアーキテクチャ」「ネットワーク」「データベース」「組み込み開発」の4つです。
なぜこの4つにしたかというと、過去問題が一番解けたからです。その中でも「ネットワーク」と「データベース」「組み込み開発」は自信ありました。
しかし、午後問題の内容は毎年変わります。私が受けた年の「ネットワーク」と「組み込み開発」が難しかったのです!!試験中かなり焦りました。他の問題に変えようとも思いましたが、他の問題は過去問すらほとんど解いたことがなかったのです。また時間もなかったため諦めました。
結果、7点足りずに不合格でした。(涙)
2度目の受験は、1度目の経験を生かし、何の問題を選択するかは当日問題を見て決めました。
ただ時間がないので、さっと問題を見て、後は回答欄が全て記述式はさけ、記述式と選択式が半々くらいの問題を選択しました。
選択したのは「ネットワーク」「データベース」「組み込み開発」「サービスマネジメント」の4つを選択しました。
2度目の受験で無事、応用情報技術者試験に合格できました。
まとめ
私がおこなった試験対策をまとめると以下です。
- キタミ式の参考書を通勤時間に読む
- 「応用情報技術者試験ドットコム」でひたすら過去問を解く。分からないところはキタミ式の参考書を辞書代わりに使う
- 試験1ヶ月前から「午後問題の重点対策」の参考書で過去問を解く
- 試験当日は諦めないで、集中して問題を読む。
はじめは合格教本の参考書を見て、まったく分からなくて合格のイメージがわきませんでしたが、キタミ式に参考書を変え、過去問をひたすら解いていくにつれ、少しずつ理解が深まり、最終的には合格できました。無事合格できて良かったです!!