ロールバック(rollback)
ロールバック(英:rollback)とは、トランザクション処理においてデータ更新などに失敗した場合に、処理を破棄する(トランザクション開始前の状態に戻す)ことをいいます。
トランザクションとは、トランザクション開始~終了までの一連の処理のことです。

例えば、上記図のような処理があるとします。
- 商品購入
 - トランザクション開始
 - 「在庫テーブル」で保持している商品の在庫を減らす
 - 「注文テーブル」に購入者情報を登録
 - トランザクション終了
 
処理2~処理5までの一連の処理をトランザクションといい、この一連の処理(トランザクション)を「確定(コミット)」するのか、「破棄(ロールバック)」するのかの命令を実行してからトランザクションを終了します。
| 命令 | 処理 | 
| コミット(commit) | トランザクションで実行したSQLをすべて確定させる | 
| ロールバック(rollback) | トランザクションで実行したSQLをすべて破棄する | 
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