ライブラリ(library)
ライブラリってなに?
ライブラリ(library)とは、汎用性の高い複数のプログラムを他のプログラムから呼び出して利用できるように部品化したものです。
ライブラリ単体では、動作することはできず(実行ファイルではない)、他のプログラムに機能を提供するコードの集まりです。
上記はライブラリのイメージ図です。ライブラリの中には複数の機能(汎用性の高いプログラム)が入っており、ライブラリを使う側(上記例ではAシステム)は、その機能を呼び出すだけで簡単に使うことができます。
ライブラリは何のためにあるの?
ソフトウェア開発では、似たような機能を実装することがよくあります。その機能を開発担当者が毎回一から実装するのは非効率です。
そこで ライブラリを使用します。共通的によく利用される機能がライブラリとして提供されてることで、開発担当者は一から実装する必要がなくなり、開発効率が飛躍的に向上します。
開発していると、ライブラリはよく使います。
ライブラリには使う際の注意事項は、ライセンスをしっかり確認することです。
ライブラリの具体例
開発効率を上げるために各言語には様々なライブラリが提供されています。
言語 | ライブラリ ※提供例 |
Java | JARファイルとして提供されている。 |
Ruby on Rails | 「Gem」と呼ばれる形式のパッケージで提供。多くのライブラリがGem形式で公開されている。 |
PHP | 「Composer」と呼ばれるライブラリの依存関係ツールで、様々なライブラリが利用できる。 |
C# | DLLとして提供されている。 |
Python | PyPI(Python Package Index)と呼ばれる管理ツールで、様々なライブラリが利用できる。 |
JavaScript | jsファイルとして提供されている。 |
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