ジュール・ヴェルヌの名言
フランスの有名なSF小説化である「ジュール・ヴェルヌ」の名言
「人間が想像できることは、人間が必ず実現できる」
私はこの名言を聞いたとき、強く印象に残りました。なぜなら「その通り」だと思ったからです。
人々の暮らしはこの名言通りに、不可能と思われてきたことを可能とし、生活を次々と豊かにしています。
生活を大きく変える技術による変化のことを「産業革命」といいいます。
第一次産業革命は「蒸気機関」、第二次産業革命は「電力」、第三次産業革命は「コンピュータ」と新しい技術が生まれ人々の生活は大きく変わってきています。そして、第四次産業革命はIOT(モノのインターネット)やAI(人工知能)です。
私はハーバード流の「自分の潜在能力を発揮させる技術」を読んで、人間の脳は無限大だと感じました。「ジュール・ヴェルヌ」の名言通り「人間が想像できることは、人間が必ず実現できる」、10年後、20年後、100年後と今では想像もつかない技術が未来では普通に使われる時代になっていると考えられます。
ドラえもんから学ぶ 人間が想像して実現したひみつ道具
「ジュール・ヴェルヌ」の名言「人間が想像できることは、人間が必ず実現できる」についてドラえもんで考えてみました。
- 人間が想像できること:ドラえもんのひみつ道具
- 人間が必ず実現できる:ドラえもんのひみつ道具が実現しているか?
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想像「そっくり銅像キット」→ 現実「3Dプリンター」
ドラえもんのひみつ道具「そっくり銅像キット」、このカメラで写真を撮るとそっくりの銅像ができあがる道具です。現実では3Dプリンター。
ついに立体でコピーしてくれる時代になりました。やはり人間の脳は凄い。
想像「糸なし電話」→ 実現「携帯電話」
ドラえもんのひみつ道具「糸なし糸電話」、糸がなくても電話ができる道具です。
固定電話で電話線を通じて会話するだけでも画期的な発明なのに、更に電話線がなくても電話を可能としたのが携帯電話。今では私達の生活には欠かせない物です。
電話の歴史は1870年代に発明・事業化が始まり、電話機の発明者については議論があり様々な人物が実験を行っていました。そして1875年4月6日に「アレクサンダー・グラハム・ベル」が特許を取得しています。
想像「イージー特撮ビデオ」→ 実現「動画加工アプリ」
ドラえもんのひみつ道具「イージー特撮ビデオ」、誰にでも特撮映画を撮ることができるビデオカメラであり動画編集を簡単に行うことができる道具。
現在は動画加工アプリが沢山あり、簡単にインターネットにアップできる時代です。人気職業にYOUTUBER(ユーチューバー)がランクインする程です。
想像「ウォータークリーンシップ」→ 実現「Seabin (シービン)」
ドラえもんのひみつ道具「ウォータークリーンシップ」、川や湖を綺麗にしてくれる道具です。
現在はゴミを自動収集する「Seabin」という機械がサーファーにより発明されています。
仕組みは簡単で、海に設置したゴミ箱が海水ごとゴミを飲み込む。そして、ゴミ箱の底のパイプから「ろ過装置」を通り、海水だけが海に戻されるというもの。
このゴミ箱の優れたところは24時間の稼動が可能な点と、小魚を吸い込むほどの吸引力がない点です。
海だけではなく街も綺麗にする機械、ウォルト・ディズニー・ピクチャーズの「ウォーリー」のようなお掃除ロボットが登場するのも近い未来なのかもしれません。
参考元:https://www.huffingtonpost.jp/2016/01/05/seabin_n_8917546.html
想像「うそ発見器」→ 実現「うそ発見器」
ドラえもんのひみつ道具「うそ発見器」、名前の通りマイクに向かっていったことがウソか本当かわかる道具。現実でも「うそ発見器」は作れています。ただ心拍数や呼吸などから検知しているためドラえもんのひみつ道具ほど精度は高くありません。
「うそ発見器」については2018年時点ではAI(人工知能)による実験が行われています。ドラえもんの「うそ発見器」レベルの精度になれば、嘘はすぐばれます。嘘がつけない世の中は窮屈かもしれませんが、無実の罪で捕まっている人が一人でも少なくなるためにも「うそ発見器」の開発には期待したいです。
想像「ほんやくコンニャク」→ 現実「自動翻訳機」
ドラえもんの定番であるひみつ道具「ほんやくコンニャク」、ほんやくコンニャクを食べると、誰でも言葉が通じるようになる道具です。
現在では「自動翻訳機」が販売されている。2017年に「Travis(トラヴィス)」と「ili(イリー)」という2つの自動翻訳機が相次いでデビューして注目を浴びています。
海外旅行や仕事で役に立つのは間違いない「自動翻訳機」、まだまだ身近な物ではありませんが、近い将来は身近な物になっているのは間違いないと思っています。
想像「宇宙探検ごっこヘルメット」→ 実現「AR(拡張現実)」
ドラえもんのひみつ道具「宇宙探検ごっこヘルメット」、このヘルメットを被ると周りの景色が宇宙空間に見えます。人が宇宙人に見えたりやボールが隕石に見えたりします。
現実では「ポケモンGO」で大ヒットしたAR(拡張現実)。ユニバーサル・スタジオ・ジャパンではARカメラを起動すると画面にパークのキャラクターが現れて、一緒に写真を撮ることができます。
ドラえもんから学ぶ 今後実現する?ひみつ道具
物の大きさを自在に操作できる「スモールライト」「ビッグライト」
ドラえもんの定番アイテム「スモールライト」と「ビッグライト」。
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「スモールライト」は物を自在に小さくできる道具、「ビッグライト」は「スモールライト」の逆で物を自在に大きくできる道具です。ドラゴンボールの「ホイポイカプセル」も同じような道具で物を小さなカプセルに収納できるという道具。
旅行や引越しは荷物移動が大変です。「スモールライト」で小さくできたらどれだけ楽か。
ただ仮に実現できたとしても犯罪に使われそうなアイテムなので、色々と課題はありそうです。
どこでも移動できる「どこでもドア」
ドラえもんの超定番アイテム「どこでもドア」、名前の通りどこでも一瞬で移動できるドアです。
「どこでもドア」があれば毎日の通勤時間がなくなります。旅行の移動時間もなくなり旅行先で満喫できる時間が長くなります。
仮に「どこでもドア」が実現できた場合、やはり犯罪に使われる可能性が高そうなアイテムなので、航空会社や鉄道会社が管理し、空港や駅にのみ設置して今と同じようにお金をとって「どこでもドア」で移動するようなイメージだと考えられます。
壊れた物が直せる「タイムふろしき」
ドラえもんのひみつ道具「タイムふろしき」、この「タイムふろしき」を被せると、時間を進めたり、戻せたりします。例えば壊れた花瓶に「タイムふろしき」を被せれば、壊れる前の時間に戻すことが可能です。
時間を操る道具なので、タイムマシンと同じように未来や過去にいける技術が必要になるため、現実は難しそうですが、フランスの有名なSF小説化である「ジュール・ヴェルヌ」の名言「人間が想像できることは、人間が必ず実現できる」...今は当たり前の携帯電話や電気、飛行機などは大昔の人にとって馬鹿げている話しだったに違いありません、そう考えると可能性はあるのかもしれません。
人が空を飛べる「タケコプター」
ドラえもんの超定番アイテム「タケコプター」、人の頭にプロペラをつけると空に飛べるという便利な道具。
現実でも人が空に飛べる技術が開発されています。「タケコプター」にはまだ程遠いですが、『アイアンマン』のように飛べるジェット・スーツが販売を開始しています。気になる価格は日本円にして約4,970万円という破格な価格になっています。
「タケコプター」まで手軽な物になるかは分かりませんが、まだ遠い未来かもしれませんが、将来 人や車が空を飛ぶ時代がやってくるのは間違いと思っています。
参考元URL:https://www.gizmodo.jp/2018/07/gravity-jet-suit-for-sale.html
もしもが本当になる「もしもボックス」
ドラえもんのひみつ道具「もしもボックス」、「もしもボックス」にお願いすると現実になるという道具。例えば「もしも魔法の世界になったら」とお願いすると世界は魔法の世界に変わります。ドラえもんの中では、のび太君が興味本位で安易なお願いをしていつも失敗しているイメージです。
「もしもボックス」のように何でも変わるのは現実的ではありませんが、天職の職業が分かることができるバーチャル技術が発達すればいいと思いました。
例えば、自分の向いている職業は体験してみないと なかなか分からないものです。今の日本では違う業種への転職は難しく、なかなか色々な職業を体験することができません。結果、自分には何が向いているのか分からないまま就職している人は沢山いるはずです。
「もしもボックス」のようなアイテムで「もしも警察官になったら」とお願いすると、バーチャル体験でリアルな警察官の仕事を体験できるという技術。しかも数時間で数年分の体験ができるような技術ができれば、色々な職業にバーチャル体験してみて、自分が何の職業に向いているのか判断ができるはずです。
天職の仕事ができることは幸せなことです。「もしもボックス」とはだいぶ違いますが、バーチャルな職業体験ができる技術ができたらいいなと思いました。
終わりに
フランスの有名なSF小説化である「ジュール・ヴェルヌ」の言葉
「人間が想像できることは、人間が必ず実現できる」
という名言をドラえもんから考察してみました。
AI(人工知能)やIOT(モノのインターネット)が当たり前の時代になってきており、第四次産業革命の時代になりつつあります。そして今後、大きな生活の変化が訪れるのも時間の問題だと考えられます。ドラえもんのひみつ道具がどこまで実現するのか、未来が楽しみです。