ITパスポート

【ITパスポート】統計(平均値/中央値/最頻値)

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ITパスポート 統計

今回のテーマは、ITパスポート試験で時々出題される「統計」についてです。

平均値や中央値などのことですね。

本記事で学べること

  • 平均値の求め方を学ぶ
  • 中央値(メジアン)の求め方を学ぶ
  • 最頻値(モード)の求め方を学ぶ
  • 範囲(レンジ)の求め方を学ぶ
  • ITパスポート過去問の解き方を学ぶ

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統計

データを集めて全体の傾向を割り出すものが統計です。統計では次のような指数が使われています。

平均値

平均値は、データの合計値をデータの個数で割った値です。

例えば、次のデータの平均値は「38.75」です。

8個のデータ

平均値 = (10 + 20 + 20 + 30 + 40 + 50 + 60 + 80) ÷ 8 = 38.75

中央値(メジアン)

中央値(メジアン)は、データを順番に並べたとき、中央に位置する値です。

データの個数が奇数の場合、中央に位置する値は1つなので、その値が中央値です。

中央値 奇数の例

中央値 = 40

データの個数が偶数の場合、中央に位置する値は2つなので、真ん中の2つのデータの平均値が中央値です。

中央値_偶数の例

中央値 = (30 + 40) ÷ 2 = 35

最頻値(モード)

最頻値(モード)は、出現頻度の最も高い値です。

次の例では、最も出現頻度の高い「20」が最頻値(モード)です。

最頻値の例

最頻値 = 20

範囲(レンジ)

範囲(レンジ)は、データの最大値と最小値の差です。

次の例では、最大値「80」から最小値「10」を引いた「70」が範囲(レンジ)です。

範囲のイメージ例

範囲 = 80 - 10 = 70

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練習問題

ITパスポート令和4年 問59

問題

次のデータの平均値と中央値の組合せはどれか。

〔データ〕

 10,20,20,20,40,50,100,440,2000

ITパスポート令和4年 解答

ITパスポート令和4年 問59

平均値は、データの合計値をデータの個数で割った値です。

平均値 = (10 + 20 + 20 + 20 + 40 + 50 + 100 + 440 + 2000) ÷ 9 = 300

中央値(メジアン)は、データを順番に並べたとき、中央に位置する値です。

データは9個で奇数なので、中央に位置する「40」が中央値です。

中央値_奇数

平均値「300」、中央値「40」、「エ」が正解です。

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