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リモートアクセスとは

リモートアクセス

リモートアクセスとは

リモートとは、遠隔(離れた場所にある)を意味する言葉であり、離れた場所にあるコンピュータにアクセスすることを、リモートアクセスといいます。

例えば、リモートワーク(在宅勤務)で自宅の作業パソコンから、会社にあるパソコンにアクセスしたい場合、リモートアクセスを活用すれば簡単に接続できます。

遠隔操作でテレワーク

リモートアクセスを活用すれば、会社にいなくても、オフィスにいるときと変わらない業務を行えるため、多様な働き方を実現できます。

リモートアクセスの仕組み

リモートアクセスを実現する方法には、主に次のようなものがあります。

リモートアクセスの仕組み説明
VPN接続VPNとは、Virtual Private Networkとの略でインターネット上に仮想的なプライベートネットワークを構築する技術です。

送信者と受信者の間に仮想的なトンネル(トンネリング)を作り、特定の人だけが利用できる仮想の専用回線を構築します。

インターネット上に仮想的なプライベートネットワークを構築することで、危険の多いインターネット上においても、セキュリティ上 安全な経路での通信を可能にしています。
リモートデスクトップ遠隔地のコンピュータにネットワークを介してアクセスし、手元のパソコンで操作する技術です。

代表的な製品として、ChromeリモートデスクトップやWindowsに搭載されているリモートデスクトップ機能が該当します。
セキュアブラウザセキュアブラウザとは、セキュリティ機能に特化したブラウザのことです。
不正アクセスや情報漏洩の防止に強く、Webサイトへのアクセス制限や、ファイルのアップロード・ダウンロードの制限などができます。

このセキュアブラウザ を利用して、社内システムやクラウドサービスで提供されるアプリケーションに接続します。

ブラウザなので、Windowsだけでなく、Macやスマートフォン(iOS、Android)などからも利用できます。
API接続APIとはApplication Programming Interfaceの略で、ソフトウェア同士が互いに情報のやりとりを行う際に使用する窓口のことです。

API接続を利用したリモートアクセスは、クラウドサーバー上ですでに公開されているアプリケーションやソフトウェアを利用して社内システムに直接アクセスします。

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