真理値表
真理値表とは、論理回路や論理式において、入力のすべての組み合わせとそれに対応する出力を1つ表にまとめたものです。
例えば、次の例は否定の真理値表です。※否定は1つの条件に対して真偽値の値を反転させる演算
A | (A) |
0 | 1 |
1 | 0 |
真理値表では、上記のとおり左側の列に入力(Aの入力値)、右側の列に出力(Aの否定をとった出力地)を記入し、入力と出力には「1」(あるいは「真」「T」)もしくは「0」(あるいは「偽」「F」)のどちらかを記入します。
- 「真」「偽」で表記する場合
A | (A) |
偽 | 真 |
真 | 偽 |
- 「T」「F」で表記する場合 ※Tはtrue、Fはfalseをあらわす
A | (A) |
F | T |
T | F |
【真理値表 例1】論理和
論理和の真理値表は次のとおりです。
論理和はAとBのどちらか もしくは 両方が"1"(true)の場合に"1"(true)を出力、それ以外は"0"(false)を出力する演算です。
A | B | A+B |
0 | 0 | 0 |
0 | 1 | 1 |
1 | 0 | 1 |
1 | 1 | 1 |
※左側の「A」「B」が入力値、右側の「A+B」が出力値
【真理値表 例2】論理積
論理積の真理値表は次のとおりです。
論理和はAとBのどちらか もしくは 両方が"1"(true)の場合に"1"(true)を出力、それ以外は"0"(false)を出力する演算です。
A | B | A・B |
0 | 0 | 0 |
0 | 1 | 0 |
1 | 0 | 0 |
1 | 1 | 1 |
※左側の「A」「B」が入力値、右側の「A・B」が出力値
【真理値表 例3】排他的論理和
排他的論理和の真理値表は次のとおりです。
排他的論理和はAとBのどちらか片方が"1"(true)の場合に"1"(true)を出力、それ以外は"0"(false)を出力する演算です。
A | B | A⊕B |
0 | 0 | 0 |
0 | 1 | 1 |
1 | 0 | 1 |
1 | 1 | 0 |
※左側の「A」「B」が入力値、右側の「A⊕B」が出力値
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