機械語
機械語(マシン語)とは
機械語(きかいご)とは、コンピュータの中央処理装置(CPU)が直接理解し実行することができる命令からなる言語のことです。マシン語とも呼ばれています。
CPUが直接理解できる言語が機械語であり、コンピュータ内の動作を機械語により指示します。
例えば、記憶装置と演算装置間の情報のやりとり、演算装置の内部における算術演算などの処理、入出力チャネルに対する指令、入出力チャネルとレジスタの間の情報のやりとりなど、コンピュータ内の動作をひとつひとつ指示します。
機械語と互換性
機械語は、CPUのアーキテクチャごとに異なるため、アーキテクチャが異なるCPUでは同じ機械語を使用できません。
アーキテクチャが異なるCPUで動く機械語プログラムが存在しないのは、命令セット(機械語で記述された命令の集まり)に互換性が無いからです。
一般的に同じメーカーのCPUであれば、プロセッサ製品間は同じ命令セットを共有するため、同じ機械語プログラムを動作させることができます。(ただし代替わりし、アーキテクチャが変化すれば動作しない)
また異なるメーカーでも、あるCPUと同じ系統の命令セットを実装する場合もあり(例えば、Intel以外のメーカーが、Intelと同じ命令セットを実装したCPUを作る)、同じ機械語プログラムを動作させることができます。このようなCPUを「互換プロセッサ」といいます。
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