否定論理和(NOR)
否定論理和(読み:ひていろんりわ)とは、論理演算の1つで2つの与えられた命題のいずれも「偽」のときに「真」、それ以外のときに「偽」となる演算です。
いずれか一方あるいは両方が「真」のときに「真」、いずれも「偽」のときに「偽」となる論理和(OR)を否定(NOT)したのが否定論理和です
論理演算記号では、論理和(OR)の記号「+」と否定(NOT)の記号「¯」を組み合わせて「A+B」のように表記します。
否定論理和のベン図
否定論理和をベン図であらわすと次のとおりです。
ベン図のとおり、A、Bのいずれも「偽」のときに「真」(ベン図の赤部分)、それ以外のときに「偽」(ベン図の白部分)となるのが否定論理和です。
否定論理和の真理値表
否定論理和の真理値表は次のとおりです。※「1」が真(true)、「0」が偽(false)
A | B | A+B |
1 | 1 | 0 |
1 | 0 | 0 |
0 | 1 | 0 |
0 | 0 | 1 |
AとBの両方が「0」のときだけ「1」、それ以外のときは「0」を出力するのが否定論理和です。
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