ミドルウェア
ミドルウェアとは
ミドルウェアとは、アプリケーションとオペレーティングシステム(OS)の中間に入るソフトウェアのことで、オペレーティングシステム(OS)の機能拡張やアプリケーションの共通的な機能を集めたものです。
多くのアプリケーションで共通して利用される機能を、個別に開発するのは非効率です。そのため、共通的な機能をミドルウェアとして提供しています。
また、ミドルウェアの中には複数のオペレーティングシステム(OS)やハードウェアに対応していることも多く、様々なプラットフォームで動作するアプリケーションの開発を容易にするというメリットがあります。
ミドルウェアの種類
ミドルウェアは、様々な種類があります。(データベース管理システム(DBMS)、トランザクションモニタ、Webサーバ、アプリケーションサーバ、クラスタソフト、データ連携ツールなど)
今回の例では代表的なミドルウェアである「データベース管理システム」と「Webサーバ」について紹介します。
データベース管理システム(DBMS)
データベース管理システム(DBMS)とは、データベースを管理し、外部ソフトウェアからの要求に対してデータベースの操作を行う専門のソフトウェアです。
代表的なデータベース管理システム(DBMS)には次のようなものがあります。
名称 | 説明 |
Oracle | 米国オラクル (Oracle) が開発・販売しているデータベース管理システム |
DB2 | IBMが開発・販売しているデータベース管理システム |
SQL Server | マイクロソフトが開発・販売しているデータベース管理システム |
MySQL | オープンソースのデータベース管理システム |
PostgreSQL | オープンソースのデータベース管理システム |
Webサーバ
Webサーバとは、Web上で利用者のコンピュータに対しネットワークを通じて情報や機能を提供するサーバのことです。
Webサーバで使用されるミドルウェアには「Apache」「Internet Information Server(IIS)」「Nginx」「LiteSpeed」などがあります。
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