ネットワーク

バス型ネットワークとは | 分かりやすく図解で解説

2024年12月11日

はじめに

ネットワークの基本である「ネットワークトポロジー」という言葉、ネットワークトポロジーとは、コンピュータネットワークの接続形態のことです。

代表的なネットワークトポロジーには、「バス型」「スター型」「リング型」「ツリー型」「フルメッシュ型」があり、ネットワークを構成する機器同士がどのような形態で接続されているかをあらわしています。

本記事では、バス型のネットワークについて紹介しています。

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バス型ネットワーク(バス型トポロジー)

バス型は、1本のケーブル(同軸ケーブル)に複数の機器を接続する形態です。

次の図は、バス型のイメージ例です。

バス型のイメージ例

1本の通信ケーブルや伝送路などにすべての機器を接続し、相互に通信をおこないます。両端にはターミネータと呼ばれる抵抗器を取り付けて、終端での信号の反射や乱れを防ぎます。

1本のケーブルに複数の機器がつながっているため、ケーブルに障害が発生すると、すべての機器が通信できなくなります。また、複数の機器が1つの伝送路を共有するため、信号の衝突や干渉を抑える通信制御が必要です。

バス型は、「10BASE2」や「10Base5」などのイーサネット規格で採用されていた形態で、現在ではバス型のネットワークトポロジーを目にすることはほとんどありません。

[ネットワークトポロジー]

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