データベースって何?
データベースとは、データを格納する入れ物であり、データの追加、変更、削除が容易にできるのが特徴です。
スポンサーリンク
例えば、住民の氏名と電話番号が書かれているタウンページがあります。タウンページは本ですが、データベースはタウンページをシステム化(コンピュータで扱えるようにしたモノ)したイメージです。
上記の図は、日常的に利用するサイトの例です。
ショッピングサイトなどを利用する際、ユーザー登録を行います。ユーザー登録した個人情報は、データベースに保管されます。データベースに格納しておくことで、大量にあるユーザー情報を高速に登録・変更・削除といった操作を行う事が可能となります。
データベースにデータをどう格納するの?
データベースにデータを格納する方法はSQL(エスキューエル)という、データを操作するデータベース言語を使用します。
データの挿入
データベースにデータを挿入するには、SQLのINSERT文を使って登録します。INSERT文の例は以下です。
user_infoというテーブル(※テーブルとはデータベース内の箱を識別する名前)に下記のデータを登録するINSERT文です。
- 名前(name):A子
- メールアドレス(address):test4@test
- 地域(area):関西
INSERT INTO user_info ( name, address, area ) VALUES ( 'A子', 'test4@test', '関西' )
データの更新
データベースのデータを変更するには、SQLのUPDATE文を使って更新します。UPDATE文の例は以下です。
スポンサーリンク
user_infoというテーブルに下記のデータを変更するUPDATE文です。
- 名前(name) "A子" の地域(area)を "関西" → "九州" に変更
UPDATE user_info SET area = '九州' WHERE name = 'A子';
データの削除
データベースのデータを削除するには、SQLのDELETE文を使って削除します。DELETE文の例は以下です。
user_infoというテーブルに下記のデータを削除するDELETE文です。
- 名前(name) "A子" のデータを削除する
DELETE FROM user_info WHERE name = 'A子';
helpful
この記事は役に立ちましたか?