ストライピング
ストライピングとは
ストライピングとは、データを分割し複数台のディスクに分散して読み書きすることで高速化を図る手法のことです。
上記図はストライピングのイメージ例です。
データ(上記例では画像データ)を分割し複数台のディスクに分散して同時に書き込むことで、2台であれば2倍、3台であれば3倍と処理速度の向上が期待できます。
ただし、いずれかの1台が故障するとシステム全体の故障となり、信頼性は1台のときよりも低下します。
ストライピングはRAID(レイド)で使われる手法です。
RAID(レイド)とは
RAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks)とは、複数台のディスク(ハードディスクなどの補助記憶装置)を1台のディスクとして運用する技術のことです。
ハードディスクは、CPUやメモリに比べると処理が遅く、また故障するとディスクに保存してあるデータが失われる可能性があります。
この問題を解決するための手法のひとつがRAIDであり、RAIDはハードディスクの高速化と信頼性を向上させるための技術です。
そして、RAIDで高速化するための手法がストライピングです。
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